交流区間の一般型客車が、西那須野にいったん回送 1978.10.02改正 回128レ~回131レ | やわやわとまれ♪の鉄道雑記帳(時刻表やら車両運用やら構内配線やら)

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 常磐線や水戸線、磐越東線、磐越西線、東北本線など現在のJR水戸支社、東北本部(仙台)管内の路線を中心に鉄道信号や標識、配線、運転、車両運用について書きとめていこうと思います。

ご覧いただきありがとうございます。

 

東北本線交流区間の普通客車列車は、1978年10月02日改正以降、黒磯折返しで運転されていました。

1982年11月15日改正の運用を記した客車運用表で、黒磯から南の部分に回送の印がありました。

しかし、この改正のダイヤには回送列車が見当たりませんでした。

それ以前、回送列車があったのか、疑問に思い、探してみました。

 

 

ありました、ありました。黒磯~西那須野です。

128レ 

 仙台発7:05→黒磯(5番)12:55。機関車交換。

回128レ

 黒磯(5番)13:04→西那須野(中)13:18。機回し。

回131レ

 西那須野(中)13:56→黒磯(1番)14:08。機関車交換。

131レ

 黒磯(1番)14:14。一ノ関ゆき(22:48着)。

 

西那須野の配線略図

  線路図 東北線Ⅰ(1980年3月)東京北鉄道管理局運転部

貨物扱いがあると思われる配線で、入換標識が設置されていました。

1012M通過後、

 中線、14R~上り本線東京方、11L~上本、19L~下り本線青森方、15R~中線 

と機関車入換されていたのではないでしょうか。

 

西那須野への回送が必要だった理由は、128レ~131レの折返しの間に

黒磯駅で急1106Mが特36Mを待避するために、4番線を使用するためです。

黒磯構内で客車を入換するよりも、西那須野に回送したほうがたやすかったのでしょう。

 

128レ、131レともに、1978年10月02日改正で、直流区間が電車化されたのですが、それ以前は、

128レは、124レ宇都宮ゆき

131レは、123レ上野発一ノ関ゆき

として運転されていました。

 

この回送列車は、1982年11月15日改正からは運転されなくなります。在来線特急、急行が大幅になくなって、黒磯折返しが可能になったためだろうと思います。

 

ほぼ4年間(1980年10月01日改正東北本線列車ダイヤは持っていないので、確認できていませんが・・・1980年10月01日改正 東北本線列車ダイヤをお見せくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひよろしくお願いします。、回送列車として残った東北本線の直流区間の一般型客車列車。EF58牽引でしょうか。

 

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