「陸前古川発の車両は小牛田止、仙台行は小牛田から連結」とは?1978.10.02改正1722D | やわやわとまれ♪の鉄道雑記帳(時刻表やら車両運用やら構内配線やら)

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 常磐線や水戸線、磐越東線、磐越西線、東北本線など現在のJR水戸支社、東北本部(仙台)管内の路線を中心に鉄道信号や標識、配線、運転、車両運用について書きとめていこうと思います。

ご覧いただきありがとうございます。

【2023.08.23修正、再度新規アップ】

 

1978年10月02日改正 陸羽東線~東北線 1722Dの話題です。

時刻表に堂々と記載されています。

「陸前古川発の車両は小牛田止まり、仙台行は小牛田から連結」

1722D、これはどのような列車なのでしょうか。

連結しようがないと思うのです。(←最初はこう思いました。しかし……)

 

列車ダイヤを見ると、

陸前古川からの1722Dは小牛田5:33(上本)着。11分30秒停車で、5:45(上本)発です。

小牛田停車の11分30秒の間で考えられることは、

[1]陸前古川からの1722Dが(上本)に到着する

[2]同じ線路、(上本)に仙台行の1722Dが入換されてくる

[3]乗客は乗り換え

です。

 

さらに、1722Dの小牛田から先を見てみますと、岩切で5分停まります。この間に、岩切発利府行421Dとなる車両を切り離しているはずです。

このことを併せて、車両運用を描いてみました。

 

ここで思い当たったことは、小牛田での車両の動きは[1]〜[3]に併せて、

[4]陸前古川からの編成と小牛田からの仙台行き編成が連結

[5]陸前古川からの編成(利府行き421Dとなる編成)は締め切り回送扱いにする

となっていたのではないでしょうか。

これですと、1722Dが1つの列車での運転であり、時刻表記載の

「陸前古川発の車両は小牛田止まり、仙台行は小牛田から連結」

が当てはまります。
 
さて、実際はどうだったのでしょう?
 
 
1722Dの前運用は、小牛田〜陸前古川間721Dに連結で、陸前古川で解結だと思われます。
 
岩切からの運用は、421D〜利府〜422D〜仙台(東京方に244D平ゆきとなる編成を連結)〜岩沼(244D解結)〜槻木(丸森ゆき2524Dと白石ゆき422Dに分割)
です。

小回りをきかせやすい気動車の運転、運用はかなりおもしろいです。

 

小牛田運転区の気動車運用、この頃の運用をご存知でしたら、お教え下さいませ。

 

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