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先に陸羽西線からの気動車112Dが、奥羽本線客レに併結されるのを紹介しましたが、さかのぼって1963年4月20日改正でも行われていました。酒田からの陸羽西線112Dが新庄で横手からの428レに併結されます。時刻表に表記されていませんが、山形までの連結だと思います。庄内地方から、山形への一番列車で直通の旅客が多かったものと思われます。
さて、本題。上記と同じ1963年4月20日改正で、仙台609D~山形2609D~新庄~余目と運転されてきた準急月山の一部が、秋田発鼠ヶ関行きの840レに併結されています。
奥羽本線や陸羽西線の時刻表中に鶴岡着時刻が掲載されているので、840レへの併結は、余目~鶴岡と思います。
対になる鶴岡発8:22~余目~新庄~山形~仙台の準急月山は、2618Dとして鶴岡~余目間を単独で運転されています。
この併結は、準急月山に鶴岡行きの編成が加わった、1962年10月1日改正1962年7月15日から行われました。1963年10月1日訂補では、840レの酒田〜鶴岡の運転時刻が8分ほど繰り下がり、気動車の併結が解消されていますので、1年ほどの併結でした。
*準急月山の鶴岡編成がはじまった期日を「羽越線資料館」の館長さんよりご教示いただきました。ありがとうございます。(2023/5/10修正)
*2023/8/18タイトル変更
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