水郡線 磐城石川駅 ~始発終着列車もあるけれど、至ってシンプル~ | やわやわとまれ♪の鉄道雑記帳(時刻表やら車両運用やら構内配線やら)

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 常磐線や水戸線、磐越東線、磐越西線、東北本線など現在のJR水戸支社、東北本部(仙台)管内の路線を中心に鉄道信号や標識、配線、運転、車両運用について書きとめていこうと思います。

(2018.12.7 配線略図追加)

水郡線 磐城石川駅の巻です。

福島県石川郡石川町にあります。駅舎は、昔ながらの平屋建て。

タクシーが待っていたり、郵便ポストがあったり、電話ボックスがあったりといい雰囲気です。

町は東西に流れる今出川、北須川沿いにあって、駅は町の西外れにあります。

 

駅の南側に架かる県道40号線から眺めた駅構内です。

左から下1、下本、上本です。ホームの北端に構内踏切があります。そのため、下り列車のほとんどが下1番(3番のりば)に発着します。下本(2番のりば)発着は、最終の21:28発341Dのみ。この時刻には、下1に336D~翌日321Dの車両が止まっているので、下本しか空いていないのです。

列車運行図表はこちらをご覧下さい。

水郡線の常陸大子から北では唯一、安全側線が設置されている駅です。

北側から構内を見ました。

(こちらのみ、2018年5月20日撮影)

 

配線略図はこちら。

上本、下本の外側に両方向からの進入、進出が可能な下1。以前はさらに外側に線路がありましたが、現在は切り離されています。

上り出発信号機 上本2L 、下1 3L。ちょうど333Dが来ました。編成が短くなった水郡線でも、単行は珍しいようです。

 

333D 下1 6R出発。手前にレピータがありますが、1両では車掌さんも信号機本体の現示を確認できてしまいます。

1両編成でも、車掌乗務列車は、嬉しい限りです。おそらく、折返し乗務列車が夕刻の時間帯になるからでしょう。

 

下1下り出発 6R をもう一度。側線が切り離されているのが一目瞭然。

 

下本出発 5R。出発信号機、Yは出ないので、ふさいでありますね。

下り方への出発信号機の名称板には「郡」の文字が。他の駅のものにはなくて、磐城石川駅だけ。

 

では、お決まりの場内、遠方信号機を上り方から。

上り場内信号機 5L、6L。

上り遠方信号機(5L、6L)。第二渡沢踏切から。

反対側の下り方を。

下り遠方信号機 (2R、3R)。下り場内中継も見えます。

その下り場内中継信号機 (2R、3R)。北須川橋りょうをくぐる道から。

下り場内信号機 2R、3R 。R現示が映りこみませんでした・・・

 

 

遠方まで追うと、ぐるりと回り込まないとたどり着かないので、結構歩きました。

 

配線略図(2018年4月時点)はこちら。

KASAさんご提供・1955年3月現在の配線略図。

行き違いだけで、下1は側線。転車台があったようです。

おなじくKASAさんご提供・1977年2月現在の配線略図。

下1が本線になっています。転車台の位置は、気留線と保守基地に変化しています。

 

 

撮影/調査は2018年4月28日。

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