水郡線 磐城棚倉駅 | やわやわとまれ♪の鉄道雑記帳(時刻表やら車両運用やら構内配線やら)

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 常磐線や水戸線、磐越東線、磐越西線、東北本線など現在のJR水戸支社、東北本部(仙台)管内の路線を中心に鉄道信号や標識、配線、運転、車両運用について書きとめていこうと思います。

今回は、水郡線 磐城棚倉(いわきたなくら)駅 の巻です。

福島県東白川郡棚倉(たなぐら)町にあります。駅名と地名が濁音ちがいなことがありますが、どうしてなのだろうといつも思います。公立図書館に行って、地域の歴史書をひもとけば分かるのかなあ。

 

白河とを行き来するバスが発着するためか、駅前がとても広いです。駅舎は、国鉄の頃からあると思われる平屋建て。

それから、昔ながらの跨線橋で駅舎とホームを結んでいます。

しかも、長い!

この空いている場所に、かつては白棚線の線路やホームがあったのでしょう。

 

配線は、Y分岐のスプリングポイントですが、ホームが島式です。用地が豊かなので、駅舎との間に保守基地があります。

 

向山踏切から見える下り遠方信号 (2R) 。

すでに上り勾配なのですが、この後さらに登って、

登りきったところに下り場内信号機 2R 。セブンイレブン棚倉下志宝店駐車場から何とか、撮ることができました。木々のところは川が流れています。あ!踏切があるので、近づける!と思って行き着いた第一樋口踏切から水戸方を見たのが ↓

水戸方に下っているのが写真でお分かりになるでしょうか。

 

振り返って駅構内を見ました。

正面が山で、山裾を左に向かうと白河方面、右に向かうと浅川、石川方面です。

下り本線がほぼ直進にも感じ取れます。上り本線側に振って、上り線の分岐がきつくならないようにしているのでしょう。

遠方信号機の写真に写っている十字の地上子とこの写真に写っている同じような地上子が軌道探知式のOT、CTなのかなと思いました。(先輩諸氏、いかがでしょう?? ぜひご教示を)。

 

上り出発 2L。

ここもひさしが長いタイプ。

 

下り場内を見ようとしたら、ちょうど8325Dが来ました。

指定日運転の列車で乗客は?と思ったのですが、棚倉駅での乗り降りは相応ありました。

撮影したこの位置、以前は鉄道用地で白棚線があったと思われるのですが、棚倉図書館等の駐車場になっています。(ラッキー!)

振り返ると、なんと!!!

車停!!

水郡線は山の右側に回り込むために、下り出発信号機 5R の位置はかなり左にあります。

出発信号機が線路と離れているのは見応えがあります。

第2樋口踏切そばから構内を見ました。

ぐぐっと曲がっているので、上り出発中継 (2L) があります。

そうそう、磐城棚倉駅では、夜間帯泊があります。郡山からの338Dが2245に到着して、翌朝水戸に向かって828Dが604に出発します。その間は、上り本線に車両が止まったまま。ローカル線なので、夜間の保守作業も少ないと思うのですが、支障しないのかなあ。このような運転形態、ずっと続いているように思います。夜間帯、上り方向に保守用車を通すときは21号ポイントを転換するのでしょうか。

 

 

見晴踏切から上り場内信号機 5L 。駅に向かって下っています。遠方信号機 (5L) を探すのが大変でした。

何とか見つけて

 

磐城棚倉駅の前後は勾配なので、辿るのは大変・・・

遠方信号機は構内にはありませんが、やはり見ておきたいです(同じ形態だと分かっているのに)。

青の矢印が遠方信号機、黄色が場内信号機のおおよその位置です。

撮影、調査は2018年4月28日。

 

(コメントのしようがないかも・・・ですが)よろしければ、ぜひコメントをお寄せ下さい。お待ちしております。

 

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