勿来駅 その6 連動停止(廃止) | やわやわとまれ♪の鉄道雑記帳(時刻表やら車両運用やら構内配線やら)

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 常磐線や水戸線、磐越東線、磐越西線、東北本線など現在のJR水戸支社、東北本部(仙台)管内の路線を中心に鉄道信号や標識、配線、運転、車両運用について書きとめていこうと思います。

勿来駅は中線にホームの無い配線でした。
勿来 配線1.2

下りホーム西側側線は一部がはがされ、パーク&ライド駐車場になっていました。

2016年5月に中線が一時使用停止となり、2016年9月10日未明に連動が停止(廃止)されました。
信号機が変わり果てて・・・
下り場内
下り場内だったところ。本線場内が下12閉塞となりました。下部の接続箱にひっそりと「1R」の文字が・・・

(元)上り出発は
上り出発
すっかり×。(元)上り本線出発は当初からのパーク&ライド駐車場の真ん中にあるので、そうそうに取り払われるでしょう。上り4閉塞は線路際に建てられました。左にもう一本柱が立っているので、視認性を高めるために、より大きな黒い板が付けられるのではないかと思います。

ほぼ同じ場所から振り返って岩沼方を見ると
振り返り
(元)下り出発中継信号機が廃止されて、上り線外側(東側)に下11閉塞中継が建てられました。

(元)下り出発は
下り出発
当然×。
手前に下11閉塞が。
下12
(元)出発信号機の列停は抜くのが大変なのか、黒ビニールで隠されています。中線やポイントを取り払うときに無くすのかしら。

(元)上り場内も
上り場内
本線場内が上5閉塞に変身。

構内は下図のようになりました。
勿来配線 2

じきにシンプルになることでしょう。
常磐線は、連動停止(廃止)の際、場内や出発がそのまま閉塞に変身して、閉塞が延びることがありません。仙台管内の事例と異なっています。
従って、大津港~泉の閉塞信号機もかなりインフレ気味の番号となりまして・・・
大津港を出発すると、
下15
下り第15閉塞。(以前は大津港~勿来第3閉塞だったことが分かります)。

泉を出発すると、
上15
こちらも上り第15閉塞。

常磐線では一番大きな番号が付く閉塞信号機となったのではないかと思います。

以前は終着列車もあった勿来。すっかり中間駅と化しました。
東北線須賀川と違って、「勿来」ゆきは出現しないだろうな。