タネジ - マーク=アンソニー・タネジ (Mark-Anthony Turnage) | mitosyaのブログ

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個人誌「未踏」の紹介

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タネジ - マーク=アンソニー・タネジ (Mark-Anthony Turnage)

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マーク=アンソニー・タネジ(Mark-Anthony Turnage, 1960年1月10日 エセックス州コリンガム - )はイギリスの現代音楽の作曲家。日本では、名については、マーク=アントニーとも、また姓については、ターネッジ、ターニッジ、タニジなどとも表記される。マイルス・デイヴィスに傾倒してモダンジャズに強く影響されていることで有名。同世代のイギリスのヴァイオリニストのナイジェル・ケネディと同じく、EMIの販売戦略によって、往年の「怒れる若者」世代を意識したパンク・ファッションでマスコミに登場させられ、脚光を浴びた。サイモン・ラトルの寵児として、管弦楽曲「3人の叫ぶ教皇 Three Screaming Popes 」(1989年完成、フランシス・ベーコンの同名の絵画に基づく)によって国際的に成功を収める。

タネジの作品はしばしば特徴的な個人様式で作曲されており、力強いリズムの推進力や、ジャズの和声法、旋律的要素の明快な存在、色彩的な管弦楽法とさまざまな打楽器(調律の合わないものも使われる)の活用が特徴的である。また、デューク・エリントンの作品から、1970年代のテレビドラマの探偵もののテーマ音楽まで、さまざまな音楽が暗示されている。「本物のモダン・ジャズ」を作曲することのできる数少ないクラシック作曲家として定評がある。クロスオーヴァー的な傾向ゆえに、タネジは現代におけるウィリアム・ウォルトンの後継者と呼ぶことができよう。

数々の管弦楽曲や室内楽曲のほか、2つの歌劇がある。1作目は、1988年に初演された「グリーク Greek 」で、これはスティーヴン・バーコフによるオイディプス王の現代版に基づいている(「グリーク」は、「ギリシャ風」という意味である)。2作目の「銀杯 The Silver Tassie 」(2000年初演)は、アイルランドの劇作家ショーン・オケーシーが原作である。サクソフォン協奏曲「子守唄 Your Rockaby 」も名高い。

1990年にバーミンガム市交響楽団の初代常勤作曲家に任命された。



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ターネジ:心を二度通り抜けて/裂かれたフィールド/隠れた愛の歌(コナリー/ロバートソン/フィンリー/ロンドン・フィル/オールソップ)
TURNAGE, M.-A.: Twice Through the Heart / Torn Fields (The) / Hidden Love Song (Connolly, M. Robertson, Finley, London Philharmonic, Alsop)
このページのURL http://ml.naxos.jp/album/LPO-0031

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ターネジ:スケルツォイド/夕暮れの歌/ウェン・アイ・ウォーク/イェット・アナザー・セット・トゥ(フィンリー/リンドベルイ/ロンドン・フィル/ノット/V. ユロフスキ/オールソップ)
TURNAGE, M.-A.: Scherzoid / Evening Songs / When I Woke / Yet Another Set To (Finley, C. Lindberg, London Philharmonic, Nott, V. Jurowski, Alsop)
このページのURL http://ml.naxos.jp/album/LPO-0007

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TURNAGE: Another Set To / Silent Cities / 4-Horned Fandango / Fractured Lines
このページのURL http://ml.naxos.jp/album/CHAN10018

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ターネジ:室内作品集
TURNAGE: Chamber Works
このページのURL http://ml.naxos.jp/album/ONYX4005

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アーティスト Gerard Cousins
トラック Wind Color Vector: I. Leeward
●アルバム A Gift - Guitar Music of Leo Brouwer, John Tavener, Takashi Yoshimatsu & Mark-Anthony Turnage
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http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
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