日曜に行ったのは
兵庫芸術文化センター管弦楽団
2025-26シーズン
第168回定期演奏会
兵庫県立芸術文化センター
KOBELCO 大ホール
プログラム
シベリウス:交響詩「ポヒョラの娘」
プロコフィエフ:交響的協奏曲
【ソリストアンコール】
パブロ・カザルス編曲:鳥の歌(カタルーニャ民謡)
休憩
シベリウス:交響曲 第2番
【PACアンコール】
シベリウス:カレリア組曲より 第3曲「行進曲風に」
- 指揮:ピエタリ・インキネン
- チェロ:北村 陽
- 管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団
今回
公開リハーサルは
他の用事が重なり行けませんでした。
楽しみは
・フィンランド出身のインキネンさん指揮の
フィンランド作曲家シベリウスの作品
・西宮出身で
芸文の佐渡裕芸術監督が率いる
スーパーキッズ・オーケストラ出身の
チェロ奏者
北村陽さんの演奏
シベリウスといえば
自然の神秘さと寂しさと美しさを感じます。
身近なピアノ曲では
『もみの木』
最近弾くようになった
エチュード作品76の2など。
シベリウスの交響曲のライブ演奏は
以前5番を聴きましたが
それほど好みではなかったようで
ブログにも書いた
エンディングの記憶しかありません。
2023年
ブラームス国際コンクール第1位など
数々のコンクールで優勝した
スーパーキッズ出身の北村さん
(なんと2004年生まれ)
故郷に錦を飾る演奏会。
私が芸文に通い出したのは
最近のことなので
関係はないものの、
やはり
地元の方の気持ちを思うと
一緒に嬉しくなります。
ポヒョラの娘
コンマスは
元NHK交響楽団ゲスト・コンサートマスターの
白井圭さん。
チューニングの後も
ご自身の音色を入念に確認されていらっしゃいました。
1曲目は交響詩「ポヒョラの娘」
東条硯夫さんの解説を読むと
“ダークサイドの国を象徴する怪奇な美しさ“
とあり
その通りでした。
陰惨な国の美しい乙女に求婚した英雄が
3つの難題を解けば結婚できる
という
『トゥーランドット』みたいな話で
それも
難題解きに失敗して英雄は重傷を負う
という
全然いいことなしのストーリー。。。
北欧の寒々とした神秘さを感じ
終わり方も悲劇なので、
悲しく消えるように終わるという
前回の定演
(ゴジラなどで大盛り上がり)の1曲目と
真逆で
それがまた味わいがあり
余韻が残るような良い指揮と演奏でした。
最初からチェロが印象的な演奏の作品で
次の曲との繋がりを感じました。
プロコフィエフ:交響曲的協奏曲
次は
西宮が誇る北村さん登場。
何度も書いている気がしますが
プロコフィエフは
『ロメオとジュリエット』以外は苦手で
家でくつろぐ時に
聴きたいと思わないのですが、
ライブだと
超絶技巧など
聴きごたえ見ごたえがあります。
今回の作品もそうでした。
北村さんの演奏は素晴らしかったです。
昨年後半から
チェロをライブで何度か聴いて
チェロの響きの美しさに感動する機会が増えました。
奏者や個々の楽器によって
音色や響きに違いを感じます。
北村さんの音色や響きは
どっしりとした安定感を感じました。
この作品を聴いていると
ところどころ
ロメオとジュリエットに似たフレーズもあって
プロコフィエフを感じました。
アンコールの『鳥の歌』も
鳥のさえずりが聞こえ
弦の上を指が上下に速やかに動く様子や
ボウイングが素早く角度を変えて音が出る様子を
目の前で見ながら拝聴できて圧倒されました。
盛大な拍手と
ブラボー、ブラビの声も多く飛び交っていました。
シベリウス:交響曲第2番
解説によると
交響曲第2番は
以前聴いた第5番とは曲調が違うらしく
豪快、壮大な曲想で親しみやすいとのこと。
始まってみると
その通りで
北欧をイメージさせるような
きらめきや旋律を感じるものの
暗さはあまりなく
金管の響きは気持ちよく
木管も普段より音色が大きく元気に感じました。
旋律は
トリル的
クルクルと回るようなフレーズや
ピチカートが
何度も出てきて印象に残りました。
第4楽章の終わりに近づくと
ひとりのチェロの奏者の方が笑顔になり、
どうされたのだろう?
と続いて
他のチェロ奏者の方々も笑顔に。
その時の演奏が
ブルックナーで出てきた
神のためなら苦行も耐える的
連続トレモロ(あってます???)
あの笑顔、なぜだったのか
(実は歯を食いしばっていたとか笑)
今も気になってます、、、。
壮大に盛り上がってエンディング。
拍手喝采です。
アンコールの
カレリア組曲より 第3曲「行進曲風に」
は
さらに華やかで親しみやすく
盛り上がった気分で演奏会を終えました。
初めて聴く作品ばかりだったので
インキネンさんの指揮の特徴や
他の方との違いはわからないのですが、
聞き応えのある作品ばかりで
オーケストラの重厚でありながらも
キラキラと輝くフィンランドの自然をイメージさせるような雰囲気もあり
楽しめた演奏会でした。
先日行った
室内楽シリーズのパーカッションの回に出演された
フェリックス・コウさん
ゾーイ・バイラーさん
小澤佳子さんの演奏も見られて良かったです。
PACメンバーの奏者の皆さんと
ゲスト・トップ・プレイヤーの方々の演奏も印象に残りました。
カーテンコール後の撮影は可でした。
ジャパン・アーツ公式Xです⬇️
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— ジャパン・アーツ(Japan Arts Corporation) (@japan_arts) March 16, 2026
Bravo🌹
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指揮:ピエタリ・インキネン
チェロ:北村陽
管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団 https://t.co/nevY6HM4Qi pic.twitter.com/tqeOzPdRZ4
お読みくださりありがとうございました




