少しさかのぼります。

 

4月8日に行ったのは

 

Bunkamura Produce 2026

ルーカス&アルトゥール・ユッセン

ピアノ・デュオ・リサイタル

 

会場:浜離宮朝日ホール

 

リサイタルの公式サイトはこちらです⬇️

 

今年2月に

ベルリンフィルと初共演⬇️

(インタビューは無料映像です)

 

 

 

 

 

 

急遽の来日公演

 

オランダユッセン兄弟

来日公演が

急遽決まったと

Bunkamuraから

お知らせメール。

 

その週はすでに

オルリンスキさん

イム・ユンチャンさん

のリサイタルが予定に入ってたので

東京遠征をするか

悩みましたが、

 

公演時間は

平日の午後3時からで

日帰りできそうだったのと

 

公演は

2回(4月7日、8日)あり

チケットが取りやすかったので

行くことにしました。

 

 

ホールと席

 

会場は

浜離宮朝日ホール

初めての場所です。

 

新橋駅から

ホール名を表示した案内板を見つけられず、

Googleマップを使っても

駅から

ホール方向への道が

わかりにくくて迷いました。

 

ホールは

朝日新聞東京本社ビルの中でした。

 

 

ホール内に入ると

化粧室はなく

チケットで入場する手前にありました。

 

客席数552席

室内楽専用ホール

舞台との距離感も近いです。

 

席はサイドブロック前方の

センター寄り。

 

2台ピアノなので

舞台を広く使うため

打鍵は

センターブロックより

見やすかった気がします。

 

下手側で

連弾の手元も見えました。

 

ピアノはスタインウェイ。

 

ホールの響きは良かったです。

 

 

プログラム

 

モーツァルト:4手のためのピアノ・ソナタ ハ長調 K.521 *

シューマン:アンダンテと変奏曲 作品46

ヴィトマン:色とりどりの小品

 

休憩

 

ドビュッシー:6つの古代エピグラフ *

ラフマニノフ:2台ピアノのための組曲第2番 作品17

(*…連弾、その他は2台ピアノ)

 

<アンコール>

バッハ:マタイ受難曲 BWV 244 よりアリア
[Aus Liebe will mein Heiland sterben]
(G. アンダーソン&E.J. ロエによる2台ピアノ編)

ヨハン•シュトラウス
「こうもり」の旋律による2台ピアノのための編曲
(イゴール•ローマ編)

 

 

⬆️チラシとプログラム

 

 

演奏

 

ユッセン兄弟が登場。

 

とってもオシャレな黒のスーツ⬇️

 

首の後ろ側に丸いボタンのようなものがついたデザイン。

 

以前

シューマンのピアノ協奏曲の聴き比べをした時の

アルトゥールさんの演奏動画でも

同じボタン(?)がついたデザインでした。

 

同一デザイナーで

衣装は統一されている感じですよね。

 

 

前半

 

最初のモーツァルト連弾

 

舞台奥、低音を

兄:ルーカスさん

手前、高音を

弟:アルトゥールさん

 

最初の打鍵

 

兄弟で音色が違う!

 

ルーカスさんは

柔らかい包み込むような音

 

アルトゥールさんは

明るい鮮やかな音

 

同時に

和音などで演奏するときは

ピッタリと

まとまった音色なのに

 

ソロで聴こえると

違います。

 

弾き方も違って、

ルーカスさんは

手のひらから指まで

フラットっぽい

(黒鍵を弾く感じ?)

 

アルトゥールさんは

どちらかといえば

丸く。

 

ペダルは基本ルーカスさん担当。

 

アルトゥールさんのソロパートのみ

アルトゥールさんのペダル。
 

ユッセン兄弟は

マリア・ジョアン・ピリスさんの

秘蔵っ子と言われ、

教えを受けてらっしゃいますから

モーツァルトは期待通り

美しい演奏でした。

 

(最初のほうで一瞬、

あれっ?

と感じる音があったような

気もしますが

気のせいかな)

 

美しいといえば

連弾時の

体の動きは

ダンスアートのように美しかったです。

 

アルトゥールさんが

右手だけの演奏では

左手を後ろにやって体を支えるようにして

内側に体を傾けたり。

 

ペダル担当交代の時の

脚の移動も自然に移動。

 

演奏スタイルは

没入型。

 

目を閉じて

音に集中し

イメージを浮かべているような雰囲気

 

演奏も演奏姿も

2人で築き上げた芸術でした。

 

 

続いてシューマンから

2台ピアノに。

 

『アンダンテと変奏曲』は

しばらく前に

キリル・ゲルシュタイン&藤田真央 

ピアノ・デュオ・リサイタル

でも演奏され

作品についても

調べていたので

この日も楽しみで

シューマンを堪能できました。

 

 

 

次の曲は

色とりどりの小品

というタイトルからして

シューマンを意識した

ヴィトマンの現代音楽。

 

なんとなくシューマンを感じながらも

現代音楽。

 

この作品のみ楽譜使用。

 

激しさや不協和音で

不安げな曲調で

なんとも複雑な気分にさせれられながらも、

2台ピアノの統一感と

テクニックの凄さに圧倒されました。

 

拍手も盛大でした。

 

後半

 

休憩をはさんで

連弾でドビュッシー

 

ドビュッシーらしい旋律とハーモニーが印象的。

 

最後のラフマニノフ

これは圧巻。

 

それぞれのピアノから

息つく間もない演奏

 

押し寄せるように

中央で重なり

渦を巻いて

熱気と共に

立ち昇るのが見えるような迫力

 

2人の超絶技巧が

ピッタリと噛み合って

ものすごいエネルギーと

音の深みでした。

 

下手側の

アルトゥールさんの打鍵が見え

連打のフレーズも凄かったです。

 

⬆️ラフマニノフ:2台ピアノのための組曲第2番作品17

2024年ブリュッセルでのライブ

 

この動画も素晴らしいですが、

浜離宮で

目の前で繰り広げられる

演奏の醍醐味は格別でした。

(動画より音が優しく繊細だった印象あり)

 

拍手喝采

ブラボー、ブラビの声も飛び交い

スタオベもかなりあったと思います

(席が前方なので、後ろがわからず)

もちろん私もスタオベしました。

 

アンコールは2曲。

 

 

バッハマタイ受難曲

は、演奏が終わった後

しばし沈黙からの

大きな拍手でした。

 

 

全体の感想

 

ユッセン兄弟のデュオピアノの印象は

やはり

兄弟ならではの息のあった演奏。

 

そして律動感。

 

アルトゥールさん演奏の

『シューマン:ピアノ協奏曲』

を聴いた時も

その印象があり

 

テンポ良い曲調では

リズムの刻みで

旋律が自然に躍動し

適度なアクセントがあり

ノリが良い。

 

どこかのプロファイルに

お父さまがティンパニ奏者とあり

なるほど!と納得しました。

(お母さまはフルート奏者とのこと)

 

サイン会

 

演奏終了後にサイン会がありました。

 

会場で販売されていたCDから

シューベルトを購入し

サインしていただきました。

 

 

ユッセン兄弟

 

アルバムの写真や

ネット画像は

ファッショナブル

 

時に

クールな雰囲気だったり

芸術的な画像が多く

実際どんな人たちか

全く想像がつかなかったのですが、

 

いやぁ、驚きました

 

めちゃくちゃフレンドリーです。

 

過去最高ファンサ

 

小ホールなので

サイン会に並ぶ列は

大ホールより少ないとはいえ

 

ずっと笑顔で

会話も交わしながら

サインされていました。

 

順番が来て

まず

弟のアルトゥールさん

 

英語で

“演奏素晴らしかったです“

というと

“ありがとう“

と笑顔。

 

“演奏を聴きに

新幹線で京都から来ました“

 

というと

 

“京都!?

僕たち

来年の1月に京都で演奏する予定なんだ“

 

“ええ、知ってます“

“聴きに来てくれるの?“

“ええ、もちろん“

 

のやりとりの後

 

思い出したかのように

 

“ここまで来た価値があった?“

 

と少々真面目な顔で尋ねられ

 

“ええ、とても、とても!

ありがとうございます“

 

緊張して

カタコトみたいな英語しか

話せませんでした(笑)

 

次に兄のルーカスさん。

 

“こんにちは〜“

と笑顔で日本語。

 

来年1月の公演の話を少しして

 

“楽しみにしているんだ“

 

とおっしゃってました。

 

“おふたりのピアノに感動しました。

特にラフマニノフが素晴らしかったです“

 

というと

 

“ありがとう“

 

そして日本語で

 

ラフマニノフが好きです

 

と答えてくださいました。

 

やっぱり好きな曲だけに

演奏にも熱が入りますよね。

 

握手して

“さよなら〜“

と再び日本語。

 

神対応

 

こういったやりとりを

サイン会に並んだ

お客さん全員

率先して

話しかけていらっしゃいました。

 

すごくないですか?

 

もう本当に頭が下がります。

 

サイン会のあと

撮影会もあるとの声が聞こえたのですが、

サイン会の行列が延々と続いており

新幹線の時間が迫っていたので

残念ながら

会場を後にしました。

 

家族ラインに

ユッセン兄弟の

とれたて画像を送ったら

長女が

“イケメン写ってる!W“

と返してきました(笑)

 

演奏が素晴らしくて

かっこよくて

人柄もよくて

三拍子そろった

さわやかユッセン兄弟。

 

これから

ますますのご活躍間違いなし。

 

今回は

学生さんや

仕事のある方が

参加しにくい時間帯で

チケットを

ゲットできましたが

 

次のコンサートは

“行きます!“

と断言したものの

大人気で

チケットが取れないかも、

と思いました。

 

 

関連過去記事

 

弟のアルトゥールさん演奏の

シューマン:ピアノ協奏曲動画も⬇️

 

 

 

次は今回の東京遠征、

品川駅から

浜離宮朝日ホールまでの道のりと

ランチや散策について

書く予定です。

 

お読みくださりありがとうございました。

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