いつか弾きたかった

ブラームス晩年のピアノ作品

 

6つの小品 ロマンス 

Op.118ー5 ヘ長調

Johannes Brahms:6Stücke Romance F-Dur 

Op.118−5

 

譜読みを始めました。

 

1年ほど前、

この記事を書いた頃に楽譜を買いました⬇️

 

ヘンレ版です。

 

この頃

片手ずつ、

メロディやハーモニーを

少しだけ弾いてはいました。

 

今回は

先生に見てもらうことになったので

いい加減な譜読みはやめて

記号などは

全て調べることにしました。

 

 

 

 

 音楽記号・用語

 

「いちばん親切な音楽記号

用語事典」

轟 千尋 編著

新星出版社

 

この本とネット検索で

記号と用語を調べました。

 

Romanze(ロマンツェ、ロマンス):叙情的

中世の文学、ロマンス(騎士道物語)が語源

 

A-B-A'の三部形式

 

A部:

 

へ長調

4分の6拍子

Andante:歩くようなテンポ

 

espressivo:表情豊かに

 

rit.:だんだん遅く

 

più espress. (più espressivo):さらに表情豊かに

 

dol. (dolce):甘く、柔らかく

 

dim:だんだん弱く

 

B部:

 

ニ長調

 

2分の2拍子

 

Allegretto grazioso:やや速く(Allegroより少し遅く)優雅に

 

molto e dolce sempre:常にとても甘く、柔らかく

 

leggiero:軽く

 

4分の6拍子

四分音符=二分音符:

前の部分の二分音符はここで四分音符と同じ長さとなる

(2倍の速さ)

 

A'部:

 

へ長調

 

Tempo Ⅰ:最初のテンポ

 

 

 シンプルに見えて難しい

 

 

 指が届かない

 

ブラームスは

自分の作品が女性向きでないと言っていたとか。

 

アウフタクトで始まって

1小節目。

いきなり左手の指が届きません、、、

 

ファとオクターブ上の

 

1オクターブ+2音

 

どう頑張っても無理。

(カントロフさんの長い指がうらやましい)

 

先生に相談して

ペダルでアルペジオで弾くことにしました。

 

⬆️左手青色の和音です

左の写真はブラームスの両手

(「ヨハネス・ブラームス 生涯、作品とその真髄」音楽之友社、表紙より)

大きく長い指に見えます。

 

 

右手の青色と合わせて

ブラームスのモットー

FAF音型ですから

ハーモニーはしっかり鳴らしたい

 

両手で1オクターブ違いの

同じ主旋律(灰色のライン)

 

さらに

クララコード(赤のライン)に

 

ロベルト

フロレスタン(F)とオイゼビウス(E)

(緑のライン)

 

大切な音が続きます。

 

 二分音符とタイ

 

この重要箇所の進み方が私には難所。

 

二分音符とタイが

互い違いに

音をつなげているからです。

 

次の音で

この指は継続

別の指は離して

 

といった

 

指ごとの音の流れ

 

頭の中の解釈と

指の動きがまだ繋がらなくて

これからの課題です。

 

あっさりスッキリ和音ではなく

この音の絡み具合

 

晩年のブラームスにとって

シューマン夫妻との出会いからの

長い年月と

 

ずっと続く敬愛を

表現しているように感じます。

 

 右手か左手か

 

どの音を

どちらの音で弾くかも難しいです。

 

特に

装飾音の途中で左右に分けて表記がある時。

 

⬆️楽譜の黄色が右手、青色が左手

 

文にすると

逆にわかりにくいですが

自分の頭の整理のために

書くことにします。

 

47小節目

 

右手:

ヘ音記号トリルから装飾音ソ♯まで

同時に

ト音記号ドのトリルへ

 

左手:

装飾音の2音目ラから和音は

48小節目とタイ

ファの音も加わり

FAF音型でA'部が始まる

 

B部でも

右手の装飾音がオクターブ越えなので

左手と右手で分担の表記があります。

 

指づかいや

右左の分け方は

まず

楽譜通りにして

無理なところは変更する予定。

 

B部の装飾音を左右で分けるのは

流れが途切れて逆に難しそう。

 

 

 ここまでの感想

 

 

思っていた以上に

気づかなかったところが難しくて

 

憧れ曲に手を出すのは早過ぎたか

 

と前言撤回したくなりました

 

 

為せば成る

 

急いで仕上げる必要もないですから

地道に続けていきます。

 

この作品を調べるほどに

ブラームスとシューマン夫妻の

つながりがわかってきたので

その部分も深掘りして

曲を理解したいと思います。

 

 

 

 

⬆️ラドゥ・ルプさんの演奏

 

前回

 

 

 

お読みくださりありがとうございました。

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