ユジャ・ワン ピアノ・リサイタル@大阪の
前日の音楽鑑賞記で
順序が逆になります。
6月7日(日)
兵庫県立芸術文化センター
KOBELCO大ホール
タルモ・ペルトコスキ指揮
トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
ピアノ:辻井伸行
プログラム
プログラムB
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
ピアノ:辻井伸行
ソリスト アンコール
カプースチン:演奏会用練習曲より前奏曲
休憩
マーラー:交響曲 第6番《悲劇的》
席
定演で行き慣れた兵庫芸文。
席はセンターブロック前方。
定演の定席より少し後ろにしたので
オーケストラ全体も見えました。
ピアノの打鍵も見えたので、
視覚的にはちょうどいい座席でした。
音響的には
後ろの方が良いのかもしれませんが
ピアノの音はよく響いていました。
会場には関係者でしょうか、
フランス、フィンランド関係の方も何人かいらっしゃったようでした。
指揮者・ソリスト登場
ペルトコスキさんは
お若いのに素晴らしい指揮者とのレビューを目にし、
行くことにしました。
オーケストラへの
要求やコミュニケーションが厳しいという話もあったり
ポスターの表情も迫力たっぷりなので
どんな方だろう?と気にもなっていました。
ペルトコスキさんの肩に手を乗せる形で
辻井さんが後ろにつき、
お2人で登場。
足元に問題がないか、
ペルトコスキさんが少し振り返って
辻井さんの様子を見ながら
ゆっくり前に進みます。
その時の
ペルトコスキさんの表情が
配慮に満ちた
とても優しいお顔で心を打たれました。
厳しい、怖いというのは
作りたい音楽の追求での話で
実は
心の優しい方なのだろうと感じた瞬間でした。
avex classics公式Xより⬇️
ツアー全日程、無事終了しました!
— 【公式】avex classics (@avexclassics_jp) June 13, 2026
全国の皆様、ご来場ありがとうございました。
タルモ・ペルトコスキ指揮
トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
ピアノ:辻井伸行
最終日、ソリストアンコールの2曲目ではタルモ・ペルトコスキと連弾をしました🎹
辻井からタルモへTシャツのプレゼント🎁… pic.twitter.com/649vXxOq1a
ラフマニノフ・パガニーニの主題
この作品は
サー・スティーヴン・ハフのピアノで
3人の指揮者と違うオケの演奏を
アルバムやオンラインで聴いています。
辻井さんのピアノのライブは初めて。
どんな演奏か楽しみでした。
とても美しい柔らかい音色も
テンポの速い力強い音色も
よく響き素晴らしい演奏でした。
最初のほう、
金管(トランペット??)との交互のやりとり
金管のタイミングが遅いような気がしましたが
実際はどうだったのでしょう。
映画『ある日どこかで』でも有名な
第18変奏アンダンテ カンタービレ。
モヤのかかったような
先の見えない不安、期待など
混沌とした中を手探りで進むような
第17変奏から
徐々に変化して第18変奏にたどり着き
視界が晴れ渡るような展開が大好きです。
個人的には
第17変奏は少しリズムが緩いルバート感が若干あるほうが好みで
聞き慣れていたので、
辻井さんの
リズムや拍がきっちり整っている演奏は
イメージとは違いましたが
解釈も違うのだろうと想像しながら聴いていました。
指揮はピアノの大屋根であまり見えませんでした。
オーケストラは柔らかなイメージ。
第24変奏に入ったところで
ペットボトルを取り出し
カラカラと蓋を回して飲む方が、、、
あと少しで終わる一番いいところを待てない???
と悲しくなりました。
ソリスト・アンコール
ラフマニノフの拍手喝采はすごかったです。
大盛り上がりで
ソリストアンコールはカプースチン。
この作品は辻井さんの演奏を
Youtubeで拝聴したことがあり好きだったので
ライブで聴けて良かったです。
迫力とスピード感のある素晴らしい演奏でした。
これまた拍手喝采で大盛り上がりでした。
マーラー・交響曲
マーラーの交響曲第6番は初めて。
パンフレットを読んだ程度の知識しかなく
その場で聴いて
感じるままに音を楽しもうと思っていました。
何も知らないままで感想を書きますと、
ペルトコスキさんの指揮は
明確にイメージしたものが頭にあって
どこでどうしたいかが伝わってくるような
わかりやすく気持ちのいい指揮でした。
機会があれば
知っている作品での
ペルトコスキさん指揮の公演に行きたいと思いました。
マーラー演奏後の会場の反応は
過去に行った演奏会の
ベスト5に入るような盛り上がりですごい熱気でした。
というわけで
個人の感想を書きにくいのですが、
大感動された方はスルーをお願いします。
指揮は印象深かったのですが
指揮者の意図する通り
オーケストラが演奏していたのかどうかは
よくわかりません。
この演奏会の1つ前に聴いたオーケストラが
トーンハレ。
パーヴォ・ヤルヴィさんの指揮と
オケの演奏の統一感がすごくて
引き締まった音色。
ホールの響き方も見事で感動、
それとの比較になってしまったからかもしれません。
トゥールーズの
ラフマニノフのパガニーニとマーラーは
全体的に柔らかなまとまりの印象でした。
好みの問題で
この音色、演奏が好きかどうか、なのかもしれません。
第3楽章
おそらく一番静かに演奏に浸るところで
カシャカシャカシャ
飴の包みを開ける音
かなり長い間響き渡りました。
前方席だったので
舞台にも聴こえていたのではないかと思います。
(ブロ友さんの記事を拝読したら
東京でも
バンダ ame solo が同じ楽章であったとか。)
カシャカシャの後には
シャッ!
とチャックを閉める音まで。
(思わず苦笑)
ユジャさんのリサイタルの記事でも
マナートラブルの件を書いたので
こんなことばかり書いて
マナーポリスみたいで嫌なのですけれど
愚痴っているのは自分のブログでだけで
会場ではおとなしく聞き流しているので許してくださいね。
せめて
フォルテで演奏の時にしてほしかったです。
第4楽章 フィナーレに入ると
オケの空気が急に変わり
一気に集中して音が引き締まってきました。
この変化はどうした???
今までは何だった???
この作品はそういう流れなのか???
と
しばし考えました。
次に同じ作品を
別のオーケストラで聴いた時に答えがわかるのかもしれません。
途中ホルンが少しはずれたかなという感じもありましたが
終わりよければすべてよしで
最後のブラボーの嵐はすごかったです。
あまりの会場の熱さに
オーケストラの皆さんも圧倒されたような表情でした。
お読みくださりありがとうございました。

