今日は趣味に走ったオタクっぽい内容です。
興味のある方はご覧ください。
ベルリン・フィルとユジャ・ワンさんのプロコフィエフを聴いていたら、
ジャズ心が刺激されたのか
突如
Until I Met Youが聴きたい
となりYoutubeを探しました。
コーナーポケット、
マンハッタン・トランスファーのアルバムでは
Until I Met Youのタイトルでジャズコーラスとなっています⬇️
歌詞が好きで、
10代の頃、回らない口で必死で歌っていた記憶があります。
あなたに会うまで、愛がどんなものか何にもわかっていなかった
という
運命の人に出会うビフォー・アフターの歌です。
カウント・ベイシーのインストロメンタル版はこちらです⬇️
やっぱりカウント・ベイシーはすごい。パワーとセンスが溢れてます。
以前も書いたのですが、
ジャズはあまり好きなジャンルではなかったけれど、
学生時代にマンハッタン・トランスファーのファンになって
聴くようになりました。
通称マントラは、
リーダーの故ティム・ハウザーがアメリカ音楽の歴史に詳しく
ジャズだけでなく様々なジャンルをアルバムに収録。
マントラのファンになったお蔭で、
音楽の世界が広がり勉強しながら楽しめました。
マントラのアルバムも、
ジャズ色の濃い後期より
他のジャンルが入り混じった初期・中期の方を聴き込みました。
2枚目のアルバム、
(現在とほぼ同タイプになる2代目マントラ。
女性ボーカルはシェリル・ベンティーン(3代目)ではなく
ローレル・マッセとジャニス・シーゲル)
華麗なる開花(COMING OUT)は大好きで繰り返し聴いてました。
ちょっと泥臭いB級っぽい雰囲気が逆に魅力的なアルバム。
アルバムのタイトルもジャケットの写真も
敢えてそういう雰囲気にさせてる感じ。
1曲目のDON'T LET GOは
いきなりジャニスのパンチのあるヴォーカルにノックアウトされました⬇️
恋にハマって危ない感じ。
裏切ったら何をされるやら、、、みたいな迫力。
初代マントラのメンバーは
ティム・ハウザーのみ2代目、3代目と同じで、
Jukin'というアルバムを1枚出しただけで解散。
コーラスなんだけど、カントリー系だったりする。
Java Jiveの曲だけが後年のマントラと共通。
全然雰囲気が違うし、
これは人気が爆発してグラミー賞を取り出したマントラとは別扱いすべきなんだろうけど、
このアルバム大好きです。
やはり土の匂いのする、
都会でないアメリカの良さがあって、
B級っぽさが好き。
洗練とかとは全く違う世界の良さ。
(クラシックで言えば、ドヴォルザークらにも通じるところあり)
1曲目のChicken Bone Bone⬇️
タイトルが面白いし素朴なノリが良い〜
カントリー系だけど、
ティムが後年広げていくマントラの片鱗があちらこちらに感じられるのも面白い。
今回は完全に趣味の世界を突っ走った内容になってしまいました。
振り返ってみると、
最近ハマったクラシックも、
「クラシック」という特別枠ではなく
好きな音楽の1ジャンルで、
古さを感じない、
私の中では新しいものなのかもしれないと思ったのでした。
お読みくださりありがとうございました。