先日チェルニーについて書いたので、

その流れでチェルニー30番について書こうと思います。

 

好きな理由

うまく弾けるから好きというわけではないです。

シンプルだから難しいけれど、

そのシンプルさが好きです。

 

曲ごとに課題がわかりやすくて、

それを一所懸命練習すれば、

パーフェクトに弾けなくても自分なりの進歩は見えやすい。

 

気をつけるべきところを意識して弾くと、

練習曲だけど音楽的な美しさも感じられる。

 

快感

 

チェルニーを練習しての楽しみは、

振り返っての練習です。

 

一応合格をもらって前に進みますが、

以前の曲も時間がある時に練習します。

 

その時、

合格をもらった時よりスムーズに弾ける時があります。

それが快感。

 

地味に進歩を感じられる時です。

 

やってて良かった〜と思えます。

 

苦手な曲

チェルニー30番を再開で練習されてる方はいらっしゃいますか?

その中で苦手な曲はありますか?

 

まだ30番の3分の2までしか進んでいないので、

ここでは、そこまでの比較になります。

 

過去練習した曲を再び弾いた時、

前より進歩を感じることもあれば、

 

停滞、同じところで苦しむ曲もあります。

 

私の場合、2番と7番、5番が苦手。

 

2と7のネックは左手。

 

伴奏がうるさい。

速度が出ない。

 

左手を思い通りに動かすのが難しく、

一所懸命なので音のコントロールができない。

 

お手本演奏です⬆️

 

レッスン受講を始めたばかりの時よりはマシにはなりましたが、

それでもまだアンバランス。

速度も指定速度ギリギリ。

 

 

5はリズム、拍子。

お手本演奏です⬆️

 

子どもの頃習った先生に

鉛筆で左右のタイミングを線引きされています。

うまく合わない。

 

拍子の感覚をすぐ忘れるのです。

そしてリズムを細かく割り振るのが苦手。

感覚で適当にしてしまう。

こういうのは理系の人の方が得意ではないでしょうか。

 

結果が比較的見えやすい曲

8、9、10など音階タイプは、

ハノンで音階練習をすれば少しずつ進歩が見えるので

やりがいがあります。

 

15は最初は難しくてミスばかり。

ハノンのアルペジオの練習が効いて、なんとか合格。

 

ハノンで対策

チェルニーはハノンと相性が良くて

チェルニーの課題は

ハノンから当てはまるものを選んで練習すると

チェルニーのその曲だけを頑張って練習するより改善効果を感じます。

 

チェルニー30番の音階練習は

逆に

40番の1、2番を並行して使うのもアリな気が。

 

14番以降は、最初はどうにも滑らかに弾ける気がしない曲ばかり。

それを地味に練習を繰り返すことで

少しずつ光が見えてくる感覚が好きです。

 

先生のアドバイスで一気に感覚がわかる時も気持ちいいですし、

習って良かったなぁと思います。

 

感覚がわからない時は試行錯誤の繰り返し。

ここは耐えどころ。

 

まだまだノーミスは難しいし

速度も指定速度で軽やかにとはいきません。

 

以上、ひよっこピアノ再開者としての個人的感想でした。

 

お読みくださりありがとうございました。

にほんブログ村 音楽ブログ 音楽のある暮らしへ
にほんブログ村