撮りだめの音楽番組、
今日は「題名のない音楽会」の
「もうすぐ60周年!私の音楽人生に影響を与えた名演の音楽会 前編」
を観ました。
予告映像、
服部隆之氏が
ミシェル・ルグラン氏と羽田健太郎氏協演の視聴で
涙されたのを見て、
懐かしさで泣いてらっしゃるのかなぁと
思いながら実際のピアノ協演を視聴したら、
感動で心が震えました。(これは確かに涙出ます)
⬆️公式サイトに演奏の最初の部分少しだけ音源ありました
まず曲が素晴らしい。
映画が素晴らしい。
シェルブールの雨傘。
若き恋人たちの悲恋物語。
カトリーヌ・ドヌーブの可憐な美しさといったら、、、、
そして吹き替えの
ダニエル・リカーリの歌声がピッタリで、
(昔、彼女のスキャットのアルバムを愛聴してました)
ミシェル・ルグラン作曲の
短調で転調していく悲痛な叫びのような旋律が
聴いているこちらまで張り裂けるような気持ちにさせられる。
でも、ルグラン氏&羽田氏のピアノ協演は
曲の感動だけじゃなかった。
お2人のfour handsは、
愛が溢れていたのです。
眼差しと音色の柔らかさ、
互いを包み込むような補い合うような見事な連弾。
お2人の音楽への愛が深く伝わってきました。
この番組を見る前に、
クララ・シューマンの伝記の続きを読んでいたら
クララとブラームスの手紙のやり取り部分でした。
2人は一緒に過ごすときに連弾を楽しんでいたので、
ルグラン氏と羽田氏の協演を見て、
イメージが重なりました。
こんな風に曲を愛おしみながら
心を通じ合わせて弾いていたのかなぁと。
お読みくださりありがとうございました。