新しいことを始めるたびに、

1日の時間が増えれば良いのにと思うこの頃。

 

何かを始めると、今までの何の時間を削るか悩みます。

 

さて、

 

ドイツ語学習4回目。

 

第2章へ進む前に、

発音の確認をしておきたく、

発音関係の本を読むことにしました。

 

 

準備編・本編・理論編・実践編の4段階に分かれています。

 

今回は準備編の途中まで。

(時間がかかりすぎて終われなかった。)

 

ドイツ語の文字を読む最低限の

発音の決まりを説明。

 

音声はダウンロードかストリーミングで聴いて

発音練習ができます。

 

前回使った入門書の第1章と

内容は似ているので、

復習を兼ねて。

 

綴りと発音のルールは

英語と違うものも多くて

定着するまで時間がかかりそう。

 

 

発音の種類はフランス語が英語より近そう。

 

そして

フランス語よりルールや種類も多そうな気がする。

 

発音が難しいのは

母音で日本語では区別のない音や

子音の口蓋摩擦音(CH、R)の音の違いの出し方。

 

普段シンプルな母音しか使わない日本語に慣れていると

口や舌の動きが追いつかない。

 

ピアノで指が動かないのと同じで

練習するしかないですね。

 

苦労した発音

 

今回出てきた文章で

一番苦労したのは、、、

 

Welche Sprache sprichst du?

どの言語を話しますか?

 

発音記号で書くと、

[vɛlçə ʃpra:xə ʃpʁɪçst du:]

 

英語では使わない記号が多い、、、

 

カタカナで表現しきれませんが

大体の音を書くと、

 

ヴェルヒャ シュプラーハ シュプリフスト ドゥー

 

、、、

 

ドイツ人の口の中、どうなってるの???って感じです。

 

口蓋(口の中の上の壁)の摩擦音が多くて

それも口蓋のどこの位置で摩擦させるか、

舌の位置がどこか、

微妙に違う。

 

上の記号だと、

ç  r  x  ʁ

この4つ。

 

そして

子音が連続してくると発音しにくい。

 

l

エルの音は英語のLより音が軽い気がします。

舌のあたる面積が狭いのかな?

 

母音

ə u:

母音の弱いアと

日本語より奥が深い鋭いウ。

 

これは英語にもあるから

発音するのは問題ないけれど、

意識しないと日本語っぽくなってしまう。

 

 

RやCHの音

 

大学時代にかじったことのある

とある言語も

口蓋摩擦音が多くて、

なんとなくしか違いがわからなかった。

 

ネイティブに尋ねると、

違う音だという。

 

今回ドイツ語学習で、

恐らく同じ摩擦音群にでくわし、

この本の理論編で長年の謎を解くことができました。

(ここだけページを飛ばして先に読みました)

 

英語の音声・音韻学の本では説明がない音だったので、

ずっと疑問のままだったのです。

 

それにしてもややこしい。

 

CHは

ç 硬口蓋音(手前)

軟口蓋音(真ん中)

 

Rは

r  歯茎音(巻き舌)

ʁ 口蓋垂音

 

口蓋垂音も舌が喉に触れるのと触れないのと2種類あるらしい。

 

、、、、とここまできて、

 

話せればいいじゃないの

通じればいいじゃないの

 

と思われますよね。

 

すみません、趣味です。

 

なぜか気になる。

 

日本語だって、

シンプルな音と言っても

文章の中で微妙に変化しているけれど

意識せずに話しているのだから、

 

習うより慣れろ

 

なんですよね。

 

私の気持ちとしては

慣れる前に

基本を押さえて

 

こういう違いがある

 

と理解した上で慣れていきたい。

 

カタカナ的なドイツ語だって

英語だって通じると思うんです。

 

でも私は言葉にしても音楽にしても

音を意識したい。

 

言語を丁寧に、

聞き取ってもらいやすい

オリジナルに近い形で話そう

 

という努力は、

その言語を話す方へのリスペクト、心遣い。

 

その気持ちは相手にもプラスな感情として

伝わると思いたいです。

 

学習の思わぬメリット?

 

「アストリッドとラファエル」という海外ドラマを

録画して見ています。

 

音声はフランス語で日本語字幕です。

 

(実は英語の番組と勘違いして見始めた)

 

フランス語はほぼわからないのですが、

ドイツ語学習でドイツ語の音を聞き出したら、

微妙ながらも

フランス語の音がクリアに聞こえる感覚が。

 

耳が音の違いに敏感になったのでしょうか。

 

イム・ユンチャン「皇帝」

 

昨日はオンラインで見つけた聞き逃し配信を聴きました。

 

 

 

NHK FMの「ブラボー♪オーケストラ」

 

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番 

変ホ長調 作品73「皇帝」

 

演奏は、

イム・ユンチャン(ピアノ) 

 東京フィルハーモニー交響楽団(管弦楽) 

ミハイル・プレトニョフ(指揮)

 

昨年の2月22日に

東京オペラシティで収録。

 

ピアノは軽やかな音色と動きが心地良いです。

フォルテは重厚さというよりは細マッチョな鋭い音。

(生ではなくオンラインだからそう感じるのかもしれません。)

 

若々しい皇帝のイメージが浮かんできました。

 

指揮のプレトニョフ氏はピアニストでもあり

音へのこだわりがとてもおありで

一度引退した後

シゲル・カワイのSKーEXの音色を聴いて

活動を再開されたとか。

 

以前ベルリン・フィルと協演された時に、

ピアニッシモの音色を

目を閉じて確かめるように弾かれていた様子が印象に残っています。

 

ピアノとオーケストラの息も合いやすかったのではと想像しました。

 

そして

チャイコフスキー:交響曲

「マンフレッド」作品58から 第1楽章

東京フィルハーモニー交響楽団(管弦楽) 

ミハイル・プレトニョフ(指揮)

 

曲の題材となったバイロンの劇詩の解説もあって

よかったです。

 

3月3日午後8時20分で配信終了です。

 

 

お読みくださりありがとうございました。

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