ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(LPO)の動画は凝っていて

面白いものによく出くわします。

 

先日は、

ブラームスの交響曲第4番の第2楽章の面白い演奏動画を見ました。

 

 

一見シンプルに見えるけれど、

実はとても複雑な作品だということで、

第2楽章の最初の数分を

LPOの演奏と楽譜を照らし合わせて追っています。

 

普通の楽譜ではなく、

各楽器がどのように入っていくか

音を重ねていくかを

立体的に視覚と聴覚を刺激して紹介。

 

この動画を見たことで、

楽譜は紙なので、

どうしても二次元として見てしまってることに気づきました。

 

この動画の楽譜は、

音が浮かび上がって、

本来の三次元の世界に変換された気分になりました。

 

こうやって楽譜の構成を追うと、

オーケストラの作曲家って天才だなぁと感じます。

 

なんと複雑なんでしょう。

 

旋律やハーモニーの美しさがわかる感性とともに、

音や楽器の組み合わせなど、

パズルのようにはめ込んでいく

理系の頭脳も必要ですよね。

 

テンポや拍子などは数学の知識や感性も必要だと思いますし、

 

私には別世界の創造物です。

 

三次元と書きましたが、

音楽を聞くことで

その作品が作られた時代に意識が飛んだり、

その作品によって思い起こされる記憶の中に入り込んだりもするので、

時間も移動する

四次元の世界なのかもしれないと思いました。

 

ピアノを弾く時は

楽譜をもっとしっかりイメージしながら

読み取らないといけないなぁと反省しました。

 

お読みくださりありがとうございました。

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