連日のリサイタル感想にお付き合いくださった皆さま

ありがとうございました。

 

理屈をこねる癖

「行ってきました」ブログは

頭の整理のために書くので、

書き散らかしたようになり反省。

 

感動すると、

 

なぜ?何が良いのか?

何が他と違うのか?

 

ついあれこれ考え、答えを出そうとしてしまいます。

書くことでスッキリするのですが、

 

分析できる時も的外れな時もあり、

考えながら学びたいと思います。

 

演奏会集中

 

樫本大進さん、エリック・ル・サージュさんの公演から

イム・ユンチャンさんのリサイタルまで1週間足らず。

 

なぜだか

この期間に行きたい演奏会が他にいくつも重なり、

悩みながら諦めました。

 

始まる前のワクワク感から

終わってからの余韻まで味わうには、

2、3週間の間隔が欲しいです。

 

今年はピアノのリサイタルは的を絞り、

その分

オーケストラや室内楽鑑賞を増やそうと思います。

 

クララの伝記

 

リストとの決定的出来事があったり、

ロベルトのメンタルや体調の悪化が目立つ頃まで読み進みました。

(1848年ごろあたりまで)

 

双極性障害だけでなく、

梅毒感染による脳への影響も出てきたように思います。

 

個人差もあるので一概には言えませんが、

梅毒は潜伏しながらも、

末期・第4期の脳や心臓への影響は

10年頃から出るらしいのです。

 

1831、2年ころの感染ですから、

1841、2年頃?

結婚して1、2年以降でしょうか。

 

ロベルトの作曲

 

ロベルトは体調不良に苦しみ、

支えるクララを含めて辛いことも多かったようですが、

作曲活動は

体調の落ち着いた時

溢れ出るように音楽を作品にしていきます。

 

ロベルトがうつ状態時に手紙に書いた

ワガママちゃんや意地悪ちゃんなど

色々呆れることもありましたが、

 

次第に彼の凄いところが理解できるようになりました。

 

元気な時は寛大で、優しく、情熱的、

文学や音楽の知識も豊富でクララに教えてあげたり。

作曲スピードや数も凄い。

 

クララにとって、

彼の作曲過程を間近に見、

大好きな音楽について語り合い学べたのは、

何物にも代え難い喜びだったろうと感じました。

 

梅毒が進行しただろう状況で、

双極性障害も抱えたであろう状況で、

創作活動を続け、

素晴らしい作品を数多く生み出すロベルト。

 

すごいなぁ。。。

 

当時は不調の原因もわからなかっただろうし、

わけもわからず苦しかったのではないでしょうか。

(わかっても治療薬のない時代なので、

どうにもできないのがまた悲しい。)

 

メロディOp.68−1

 

話変わって、やり直しピアノの練習。

 

難易度の低い曲集で練習中。

 

気晴らしに、

本にある他の曲を弾いてみることに。

 

目次を見ると、

シューマンの曲もありました。

 

子どものためのアルバムOp.68

から数曲。

 

難易度低いシューマンの曲って

「楽しき農夫」のように知ってる曲が多いですね。

 

本にある「メロディ」を含めた数曲は

弾いた曲、

弾いたことがなくても聞き覚えがあるものばかり。

 

「メロディ」も弾いたことはないのに、

旋律を知っていたので、

(子どもの頃、誰かが発表会で弾いたのを聴いたのかしら)

弾いてみることにしました。

 

 

伝記を読んで感情移入し過ぎなのか、

左手の旋律の美しさに胸がいっぱいになりました。

 

シンプルな曲だと思っていたんです。

 

右手を見たら、

特に目立つ流れもないですし。。。

 

でも左手の音の繊細な美しい動き。

 

ロベルトの優しい心が直に伝わった気がして

感動しました。

 

子どものためのアルバムが作られたのは、

ちょうど今伝記を読み進めた1848年。

 

易しい作品も弾きがいがあると実感。

心を込めて弾きたいと思いました。

 

 

 

お読みくださりありがとうございました。

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