昨日の続き、樫本大進&エリック・ル・サージュ

シューマン&ブラームス

ヴァイオリン・ソナタ・チクルス Vol.2についてです。

 

今回は会場など全体の雑感を書きたいと思います。

 

 会場

 

住友生命いずみホールでの公演。

 

このホールは2回目。

昨年、

アレクサンドル・カントロフ ピアノリサイタルで来ました。

 

響きが良いと評判のホールです。

 

今回の席は

中央の真ん中あたりで、

舞台からの距離も遠すぎず、響き的にもバランスが良い場所でした。

 

前回は発売日当日にゲットして、

今回は座席整理で直前の再販売でゲットで、

数列後ろながら、ほぼ同じ席。

 

残り福でした。

 

(今までのチケ取りを振り返ると、

発売当日から一所懸命ゲットしたチケットにハズレが多い。

かといって、いつも残り福とも限らないので、

チケ取りは難しい。。。)

 

 響き

 

 

前回、このホールの響きは柔らかいと感じました。

 

今回もやはり、柔らかい、まろやかな響き。

 

プログラム曲目、

特に

ブラームスの「雨の歌」や

クララ・シューマンの3つのロマンスOp.22に

ピッタリで、

美しく優しく響き渡りました。

 

 客層

 

(個人の主観、印象です)

 

カントロフ氏の時もそうでしたが、

会場は落ち着いた雰囲気。

 

年齢層は、団塊の世代が多い印象。

(公演後のSNS投稿が比較的少ないのは、

年齢層が影響しているような。。。)

 

 

今までのコンサートと比べて、

ご夫婦、カップルが多めです。

 

樫本さんのお母様が兵庫県赤穂市ご出身のご縁で、

「ル・ポン国際音楽祭〜赤穂・姫路」を開催、

長年、音楽監督をされていることもあってか、

恐らく、

その音楽祭にも通われている方々も

この公演に来られているのではないかと。

 

ずっと樫本さんのヴァイオリンを聴いてこられた方が多いのでしょうか、

温かい雰囲気に包まれた公演でした。

 

お着物を召された方が何人かいらっしゃって、

皆さん素敵でした。

男性の方もいらしたのですが、

本当によくお似合いでした。

 

そうそう、

ドイツ語を話されているご夫婦もいらっしゃいました。

 

ベルリンフィル公演に行った時に感じたのですが、

ピアノのリサイタルではほぼ見かけない、

始まるまでのひと時を

ホワイエでワインや軽食を取られて談笑される方もいらっしゃり、

演奏だけ聴いて帰る(私もその1人です)のではなく、

ゆったりと

公演の前後も楽しまれている感じがしていいなぁと思いました。

 

 演奏中の客席

 

演奏中のマナーについてのアナウンスに、

補聴器のハウリング注意が

このところ追加されたような気がします。

 

演奏中は携帯電波抑止装置が機能するとの

アナウンスもありました。

 

昨年末のツィメルマン氏のリサイタル時は

咳がかなり多くて、

謎の金属物の落下などありましたが、

 

今回はそのようなことはなく、

演奏中に咳きこむ人も1、2人くらい。

 

全体的に落ち着いて聴けてよかったです。

 

 

次はプログラム、演奏について書きたいと思います。

 

お読みくださりありがとうございました。

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