昨日のブログを書いてから、ふと思いました。

 

フェリックス・メンデルスゾーンが

クララに優しかった理由の1つは、

姉ファニーの存在が関係していたのかな、と。

 

 ファニー・メンデルスゾーン

 

 

オンラインで調べると、

フェリックスとファニーはとても仲良しで

子供の頃から一緒に音楽教育を受け、

才能も同じくらいあったそうですね。

 

けれど父親が、

女性が音楽を職業にすることを認めなかったようで、

内輪でのピアノ演奏と作品発表が主な活動。

後年はピアニストとして活動したり、

夫の励ましもあって作品も出版したのだとか。

 

身近に音楽の才能がある姉がいたので、

クララに対して理解があり、

音楽界での女性の活躍を助ける気持ちがあったのかもしれません。

 

ファニー・メンデルスゾーンとクララの関係については、

伝記では、

これから読む章に出てくるようで楽しみです。

 

ウィキペディアによると、

1847年3月にファニーとクララは頻繁に会い、

作曲活動もそれぞれ行なっていたようです。

 

ところがその年の5月、

41歳の若さでファニーは亡くなり、

半年後の11月にフェリックスも亡くなります。

2人とも脳卒中だったそうです。

 

 ファニーの作品

 

昨年冬に行った

エマニュエル・パユ フレンズ・オブ・ベルリン・フィル

公演で、

パユ氏の「ロマンス」というアルバムを購入しました。

 

これは、

シューマン夫妻とメンデルスゾーン姉弟の作品集。

 

ファニーの作品をこれで初めて聴きました。

 

パユ氏のロマンスのアルバム⬆️

 

とてもしっとりした美しい曲でした。

派手さやクセがない心地よさ、

聴きやすさ。

 

⬆️五月の夜(6つの歌曲Op.9より第6曲)

 

 

女性だからという理由で

弟と同じ道に進みづらかったのは悲しい話です。

 

お読みくださりありがとうございました。

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