ベルリン・フィル/ヨーロッパコンサート1991−2021の

ブルーレイ鑑賞感想の続きです。

 

今回でまとめます。

 

 

 印象に残った公演・続き

 

前回は2018年まで書きました。

 

2019年パリ

 

オルセー美術館が舞台となったのが印象に残りました。

 

ステージや観客席は像が立ち並ぶ間にセッティングされて面白かったです。

 

この回の

ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」は、

NHK Eテレ、

クラシックTVでも何度か抜粋版を見ました。

 

2018年までいらした

第二ヴァイオリンの首席奏者の

クリスティアン・シュターデルマン氏は出演されませんでした。

 

ブルーレイ鑑賞の最初から、

好きな奏者の1人で、

心の中で勝手にリンカーンさんと名付けて

(雰囲気が似てるような気がして)

演奏を見るのが楽しみでした。

 

この公演は2019年の5月1日。

この年の7月にご病気で逝去されました。

 

舞台にいらっしゃらないのが悲しくて、

もうこれ以降はシュターデルマンさんは出られないんだと思うと

なんとも言えない気持ちになりました。

 

2020年・2021年ベルリン

 

コロナ禍時期なので本拠地で、

距離を取りながら、無観客での公演。

ペトレンコ時代に入ります。

 

2020年は以前ブログでも書きましたが、

私の中でトップ3に入る演奏でした。

 

ペトレンコ氏の指揮、

これからも機会があれば見たいです。

 

 印象に残ったトップ3

31枚のブルーレイでお気に入りの3枚を選ぶとすると、

 

①2002年パレルモ

アバド氏指揮

 

①2020年ベルリン

ペトレンコ氏指揮

 

③2010年オックスフォード

バレンボイム氏指揮

 

パレルモとベルリンは同率1位。

 

ラトル氏が入っていないのは、

選曲が影響した気がします。

 

 好きな指揮者

 

1991年からのカラヤン後に始まったヨーロッパコンサート。

 

好きだった指揮は

 

なんといってもまずアバド氏。

 

オーケストラで

ピアニシモをさせ過ぎるような気がしないでもないですがwww

丸ごと好きな指揮者です。

 

「2時間でわかる 世界最高のオーケストラ

ベルリン・フィル」という本で

アバド時代や功績を知り、

更にファンになりました。

 

ラトル氏は多分

任期の前半の方が好きだったかも。。。

わかりやすいのが印象的。

 

どちらかというと、

ラトル氏はイギリスでのイメージの方が

元々強かったかも知れません。

 

ペトレンコ氏は、

今までの指揮者の良いところを

バランスよく持ってらっしゃるように感じるので好きです。

 

他に単発で出られた中では、

 

ヤンソンス氏

ムーティ氏

ヤルヴィ氏

 

の指揮が好きでした。

 

バレンボイム氏は

指揮よりピアノ演奏の方が私は好きです。

 

ドゥダメル氏は、

ヨーロッパコンサート ウィーンの回は

あまり印象がなくて、

指揮の振りがほとんどなくて緊張されてるのかと思っちゃいましたが、

また別の指揮を見たらすごくて、

この違いの理由がわからないままです。

 

おまけ

 

ブルーレイ鑑賞はとても面白くて

勉強にもなったし、世界も広がり、

大満足の30年のベルリンフィル・ヨーロッパ公演でした。

 

ヨーロッパコンサートではありませんが、

アバド時代の第九の抜粋です⬇️

第九の一番の盛り上がり。

何度聴いても気分が高揚します。

 

同じくアバド時代

ドヴォルザーク交響曲第八番の抜粋。

パユ氏のフルートをはじめ、みなさん激しい演奏で迫力あります⬇️

 

アーカイブで時代をさかのぼっても

素晴らしい演奏がいっぱいあるので、

(そして30年分視聴したお馴染みの奏者のみなさんもいらっしゃる)

ヨーロッパコンサート以外も

今後も

現在と過去の鑑賞を続けたくなりました。

 

 

 

お付き合いくださりありがとうございました。

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