Amebaのリマインダーが

2年前の今日書いた記事を教えてくれました。

 

 

11月22日は、

サー・スティーヴン・ハフのお誕生日。

今年で62歳。

 

おめでとうございます!

Many Happy Returns, Sir Stephen Hough!

 

上の記事を書いた時は、まだライブで聴いたことがありませんでした。

今年、初めてトッパンホールのリサイタルで

演奏を間近で観て聴くことができ感動しました。

 

サー・スティーヴンの演奏で特にすごいと思っているのは、

 

トリル、ペダル、打鍵の粒立ち。

 

リズムとルバートは好みが人によって違うと思いますが、

私の好きなタイプです。

 

そして、

お話も著作物も面白くて、勉強にもなっています。

 

これからもラジオ番組やライティングを楽しみにしています。

 

 

 シアトル交響楽団との協演

 

先週、アメリカのシアトルでコンサートがあったようで、

レビューが載っていました。

 

ブラームスのピアノ協奏曲第2番(とエルガー)です。

 

 

マーク・ウィッグルワース氏 指揮

サー・スティーヴン・ハフ ピアノ

 

サー・スティーヴンを絶賛です。

 

作品の様々なムードを巧みに誘導。

ダイナミズムに溢れ

揺るぎない集中力で、

壮大なテーマを表現しながらも

第3楽章は、

超人的に繊細なタッチで圧倒的な優しさを見せた。

最終楽章は、

敏捷な指遣いで、音楽で喜びを振りまきながら進ませた。

 

とあります。

 

 ウィッグルワース氏指揮

 

今回のコンサートの指揮者ウィックグルワース氏とは

2013年にハイペリオンから

ブラームス・ピアノ協奏曲第1番・第2番を出されていました。

 

家にあったので、上の記事を読んだ後、何度か聴いています。

 

第1番の荒々しさも素敵ですが、

第2番の美しさもいいですねぇ。

 

第1番と第2番の抜粋版です⬆️

 

前もブログに書いたように思うのですが、

 

サー・スティーヴンは、

ヴァージン・クラシックスから

1990年演奏の第2番、

1998年演奏の第1番で、

まとめたアルバムを出された後、

 

2013年に演奏し直してアルバムを作り

⬆️のハイペリオンから出されているので、

 

ブラームスのこの協奏曲には

かなり思い入れがあるのかと想像します。

 

第1番は1857年完成で、

恩師的ロベルト・シューマンの入院と自殺未遂、

クララ・シューマンへの愛

複雑な状況に苦悩する若きブラームスの激情が炸裂。

 

第2番は、

1881年に完成。

サー・スティーヴンの過去のインタビューを聞くと、

友情の証の作品とのこと。

 

 

 

共にピアニストにとって難しい曲で、

特に2番が最も難しいピアノ曲の1つ(ウィキペディアより)らしい。

 

サー・スティーヴンが出された同作品の2つのアルバム。

 

後年のハイペリオンのアルバムの方が

完成度がさらに高く洗練されているように感じます。

 

個人的な好みとしては、

第1番はヴァージン・クラシックスの最初のアルバム、

(若さが出た激しさが合うような気がするので)

第2番はハイペリオンが好きかな。

 

とはいえ、聴いてるうちにまた変わるかもしれません。

 

 

お読みくださりありがとうございました。

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