今日はピアノ曲の話です。

 

私がよく聴く

サー・スティーヴン・ハフのアルバムのほとんどが、

ハイペリオンのレーベルです。

 

クラシックの名盤が多いハイペリオン。

今年の3月に、

ユニバーサル・ミュージック・グループの傘下に入り、

7月からストリーミング配信を開始⬇️

 

サー・スティーヴンのアルバムは

どれが聴けるんだろうかとチェックしたら、

CDでは取り寄せできなかった

過去のアルバムも網羅してました。

 

 

今までストリーミングは

使ってなかったのだけど、

CDで手に入らないアルバムなら

利用するしかない。

 

この機会に試してみようかしら。

 

今日はストリーミングじゃなく、

家にあるCDを聴きました。

 

ニューピアノアルバム

 

 

サー・スティーヴンは

「ピアノアルバム」と「ニューピアノアルバム」という

ピアノ小品集を2枚出しています。

 

 

これ名作です。

 

ピアノの音色を楽しむのにぴったり。

 

「ピアノアルバム」を先に聴いたら、

気に入ってしまい、

そればかり聴いて

「ニューアルバム」をあまり手に取ることはありませんでした。

 

最近、

ストリーミング配信の宣伝もあって、

このニューアルバムをオンラインで目にし、

久しぶりに

聴いてみようと手に取りました。

 

夜(別に朝でも構いませんが)

憩いのひと時に流すと、

ゆったりとした気分に浸れます。

 

このアルバムを流すと浮かぶイメージは、

 

ひと時代昔の、とある家族。

 

夕食を済ませた後、

父親が一言、

 

娘よ、ピアノを聴かせてくれるかな

 

はい、お父さま

 

娘はピアノに向かう。

 

小品だが、しっとりとした曲、

キラキラと音の粒が転がるように

美しく響くピアノの音。

 

それを聴きながら、

父は、パイプをくゆらし、書物を読む

 

母は刺繍をする

 

、、、みたいな感じ。

 

(ジェンダー・ステレオタイプのイメージですみません〜

曲の多くが作曲された時代が浮かんだもので、、、)

 

大作ではないし、難解でもない。

(難易度はさすがに高い。。。)

 

アルバムの紹介に書かれているように、

宝石箱のように

珠玉の演奏が収録されている。

 

シャミナードの「ピエレット」を含む2曲や

ラフマニノフの「メロディ(1940年版)」

チャイコフスキーの「眠れる森の美女」

そして

このアルバムを象徴するような

ハフ作曲の「音楽の宝石箱」

などなど。

 

ピアニストがアンコールに弾くような、

短いけれどテクニックが必要で

かつ魅力的な曲の数々。

 

あっさりと軽やかに

ものすごいスピードで鍵盤を上下する。

 

さすがサー・スティーヴン。

 

ピアノっていいなぁと再認識させてくれる

洗練された一枚でした。

 

⬆️ハイペリオンから出ているサー・スティーヴンのアルバムからの演奏曲ベスト盤。

「ニューアルバム」からは、ロジャース作曲・ハフ編曲の「回転木馬」。

1時間5分24秒から始まります。

 

 

お読みくださりありがとうございました。

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