体調が本調子でない時は、
音楽も落ち着いたものを聴きたくなります。
そんな時には
グリーグの抒情小曲集
家には、
サー・スティーヴン・ハフのCDがあります。
フォローしているブロガーさんが、
リヒテルの小曲集を
先に聴いてらしたとおっしゃっていたのを思い出し、
Youtubeで探してみました。
ありました。
これは24曲です。
サー・スティーヴンのアルバムには27曲収録。
ウィキペディアによると全66曲。
照らし合わせていないのですが、
選曲は重なる曲が多いように感じました。
⬆️こちらはスティーヴン・ハフのアルバム紹介版(抜粋)
お気に入りの「こびとの行進」がリヒテルにはなくて残念。
どちらも甲乙つけ難い名演奏です。
「トロルドハウゲンの婚礼の日」は
サー・スティーヴンの演奏が好き。
婚礼のウキウキしたイベント感がリズムに現れています。
「蝶々」を比べると面白いです。
リヒテルのは、
ヒラヒラと飛んでいる蝶を眺めている感じ。
(今聴き直したら、これも結構元気のいい蝶々ですよね。
サー・スティーヴンのを聴いた直後だと、ゆっくり目に感じたのです。)
サー・スティーヴンのは、
少年になって、網を持って追いかけているのを
蝶々がひらりとかわすような元気な動き。
アルバム全体の印象は、
リヒテルの演奏は素朴で温かい。
自然の中を散歩しているように、しっくりきます。
サー・スティーヴンのも
叙情的で温かいです。
違いを敢えて言うなら、
音やリズムがはっきりしているかも。
整ってる印象です。
田舎暮らしの私の好みだと、
グリーグの小曲集に関しては、
リヒテルの演奏がイメージに近かったです。
体力のない時なので、
今は、
元気で洗練されたものより、
自然に包まれたような素朴さがしっくりきたかもしれません。
⬆️右のリヒテルのDVDはグリーグは収録されていません。
お読みくださりありがとうございました。