楽しみにしていたリサイタルなので、

あれやこれや感想が膨らみ、

まとめ方に困っております。

、、、

がんばります。

 

プログラム

 

リサイタルが決まってから当日までに、

曲が変わったり、順番が変更されたり。

 

最終的に

前半は

モンポウ:魔法の歌

ドビュッシー:版画

ショパン:ノクターン第5番 Op.15−2

ショパン:バラード第3番 Op.47

 

後半は

ハフ:パルティータ

リスト:巡礼の年 第2年「イタリア」S.161/R.10より

ペトラルカの3つのソネット S.161/R.10ー4〜6

ダンテを読んで〜ソナタ風幻想曲 S.161/R.10−7

 

アンコールは

ショパン:ノクターン第2番 Op.9−2

モンポウ:庭の乙女たち

 

プログラムではノクターンが前半最後、バラードと順序が逆でした。

確かに

変更後のバラードが最後の方がバランスとして合うと思いました。

 

演奏された曲の収録アルバム⬆️

左上から右にモンポウ(魔法の歌)、ショパン・ノクターン、

リスト(ダンテ)

左下から右にドビュッシー、ショパン・バラード、

モンポウ(庭の乙女たち)

 

リストはヴァージンミュージック、

それ以外は全てハイペリオン・レコード

 

ドビュッシーやモンポウの曲は

特に好きではなかったのですが、

 

以前に

サー・スティーヴンのエッセー

Rough Ideas

を読んだら、

モンポウやドビュッシーについての解説が面白かったので

聴き直して、

良さがわかった気がします。

 

モンポウってそんなに有名じゃないと思うのですが、

 

サー・スティーヴンにとっては

子供時代、ピアノを習い始めた頃に買ってもらったレコードにあったので、

超有名な作曲家より先に知ってたそう。

それ以来のお気に入りだとか。

 

エッセーを書いた時点では

アルバム収録で一番楽しかったのがモンポウとあります。

 

ドビュッシーの版画は、

サー・スティーヴンの演奏が

ヤマハのCFXのコマーシャルに流れてたので馴染みがあります。

 

これです⬇️

 

ショパンのノクターン第5番は、

ウィーンのホテル ブリストルの

Youtube動画の印象が強くて、

この音楽を聴くと、

暖炉の木がパチパチはじける音を条件反射的に思い出してしまいます。

 

これです⬇️

(使用ピアノはベーゼンドルファー)

 

後半のパルティータは

Youtubeにあった別のピアニストの演奏を聴いたのみ。

作曲者ご本人の演奏を楽しみにしてました。

 

リストは、巡礼の年 第2年「イタリア」と

ペトラルカの3つのソネットのアルバムは買い損ねていたので、

これも当日のお楽しみ。

 

ダンテもどう演奏されるかすごく楽しみでした。

 

開演

 

ホール開場後に入ると、

調律師さんが、最後の調整をされていました。

 

開演時間となり、

席でCFXを見つめながら待っていました。

 

サー・スティーヴン・ハフが颯爽と登場されました。

 

ピアノの椅子に座ると、

間をあまり置かず演奏。

 

これを見て、リヒテルを思い出してしまいました。

 

リヒテルが、

舞台袖から、早足でピアノに向かって

席について、

いきなり演奏を始める映像がいくつかあります。

 

ああいう感じです。

 

すごく納得したんです。

 

サー・スティーヴンが

審査員をして、課題曲も提供した

クライバーンのピアノコンクールの後にされた

マスタークラスの動画がYoutubeにあって、

偶然見つけてざっと見た時

(2時間くらいあったので、飛ばしながら)

こんなことをおっしゃってたのを、思い出したのです。

 

クライバーンで審査をした時、

審査員の間で、

 

演奏前に

ピアノの前ですごく時間を取るコンテスタントがいるけれど

あれは何をしてるんだろうね、と話題になった。

 

リヒテルなどは

出てきて座ったらすぐに演奏するのを見たけれども、、、

 

(発言を再確認するために動画をチェックしたのですが、

その箇所を見つけられず、記憶だけで書いたので、曖昧ですがこんな感じ。)

 

時間を取るコンテスタントを不思議がってらしたんで、

ご本人のリサイタルが

「リヒテル」パターンで納得いったというわけです。

(リヒテルも計算して、わざと時間を取る時もあったそうですが。)

 

実際の演奏の感想は次の回に。。。

(どれだけ書くつもりだろう、、、やはり長くなりそうです、、、。)

 

 

お読みくださりありがとうございました.

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