ピアノを再開した当初からわかっていたこと。

 

日常生活では、

5本の指を均一に使わない。

 

4と5はバランスを取ったり、

添えるだけのお飾りみたいな使い方。

 

ハノンのやり直しで、

少しはマシになったのですが、

 

チェルニー30番を再開したら、

指の弱さが絶望的に露呈。

 

1番のメインは右手なので、

4を気をつければ、まだなんとかなります。

 

子どもの時は、

速度♩=80で弾いてたようなので、

推奨(?)速度

132ー160内で弾けるようになったのは進歩。

 

この年で、

子どもの頃より良くなることもあるというのは嬉しい。

 

しかーし!

 

喜ぶのはここまで。

 

2番は左手の特訓がメイン。

 

赤のライン箇所、

推奨速度で弾くと

リズムが崩れやすい。

 

チェルニー30番、

1つずつ完了して次、とすると

あまりにも飽きてしまうので

2、3、4、と進むうちに14まで来ました。

(これが大人の趣味ピアノの楽なところ)

 

どれも、間違うべきところで間違う。

 

指の弱さ、

 

ショパンのワルツ7番を弾いていても、

今なお

上の画像青のライン、4の指が弱い。

ふにゃりと弱音、あるいは頑張り過ぎてキツい入りになるのです。

 

チェルニー30番を

昔弾いていたから指もある程度覚えていて、

比較的簡単に弾けるので、

楽しんでましたが、

 

楽しんでていいのか!?

 

心境の変化が。

 

ある程度曲が完成してくると、

推奨速度に到達するのを目標に進めたのがいけなかった。

 

指を無理に動かしてしまい、

脱力ができなくなり、

肩こりと筋肉痛になったのです。

 

速度より、指の独立を重視せねば。

 

私は基本的に雑で、

 

お菓子作りでも、

シフォンケーキやパウンドケーキといった

シンプルなものはよく作るのですが、

デコレーションとか、パイ、アイシング、チョココーティングなど

細かさが必要とされるものは大の苦手。

 

ピアノでもアナリーゼとか

細かく考えながら進めるなんてとてもできないので、

いつまで経っても上達しないのは自明の理。

 

基本に戻る

 

などと言いながら、

 

チェルニーの練習曲にしただけで、

それをする意味や気をつけるべきところは流している。

 

反省。

 

今日はチェルニーの前書き、

練習に際して

の箇所を読みました。

(今まできちんと読まずに弾いてました、、、)

 

〇〇を気をつけましょう

 

そう書かれている「ワナ」に

すっぽり毎回ハマっていることに気づきました。

 

それを克服するためにチェルニーやってるんでしょ、

というべき「ワナ」です。

 

ベーシックすぎて、、、涙。

 

それでもチェルニーの曲自体は嫌ではない。

 

チェルニー嫌いの人が多いのに

なぜなんだろう???と考えてみました。

 

多分、嫌ってる人と発想が逆なんだ、と。

 

曲と思ってない、というか。。。

(チェルニーさま、ごめんなさい)

 

筋トレしなくちゃいけない。

でも鉄アレイ持って、100回上下するのは

退屈で耐えられない。

 

そんな時に、

ビートの効いた音楽をBGMにして

ステップ踏みながらダンベル体操でもしたら、

楽しんでできる、みたいなノリですかね。

 

指を単純に動かすのは辛いけど、

チェルニーさんがBGMつけてくれてるから

乗り切れるみたいな感じです。

 

私の場合、

あんまり美しい曲だと、

メロディに意識がいってしまい、

指に気持ちが向かない。

 

自分のピアノのテクニックが低すぎる

(指の神経が初級レベルに鈍い)から

シンプルなチェルニーで精一杯なのだと思います。

 

というわけで、

飽きるまで、もう少しやってみようと思います。

 

ラフマニノフ・ピアノ協奏曲

 

ネット・サーフィン(死語?)していて知ったのですが、

指揮者の原田慶太楼さんと、

サー・スティーヴン・ハフが

先日、協演されてました。

 

 

曲はラフマニノフ

ピアノ協奏曲第2番、第3番。

 

原田さんは、

アメリカのサヴァンナ・フィルハーモニックの

音楽・芸術監督をされているんですね。

 

昨年の秋に、

原田さん指揮、亀井聖矢さんピアノの

ラフ3を聴きました。

 

その時の話です⬇️

 

原田さんのパワフルな指揮がとても印象に残りました。

 

サー・スティーヴンのピアノと

原田さんの指揮のラフ3、

聴きたかったなぁ〜。

 

代わりに

家のCDで

アンドリュー・リットンさん指揮のラフ3を聴きました。

 

 

 

 

 

 

 

お読みくださり、ありがとうございました。

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