すべき事、したい事はたくさんあるのに、

機敏に動けずダラダラしてる間に1日が過ぎてます。

 

積読本も増えてきました。

 

読んだ後に娘1にあげる予定の本も、進んでない!

今日中に1ページは読もう。

(日が変わる直前にギリギリ数ページ読みました!)

 

午前中の空き時間は、

別の本、

リヒテル氏のペーパーバックを音読。

 

面白かったところ、読み返したくなるだろうページにはポストイット、

増えてきました。

(右のCD、ショパンのバラード、スケルツォについては別の機会に書きたいです。)

 

英・経済紙、フィナンシャル・タイムズのレビューに、

 

‘この本は読み出したら途中で止めるのはほぼ不可能‘

 

ってあるんですが、

その通りです。

 

とは言っても、他にすべき事もあるので、

情報が頭いっぱいになってきたらストップしてます。

 

この本の面白いところは、

 

・リヒテル自身について

・他の音楽家について

・当時のソ連の様子

・当時の世界での出来事

 

などを学べることです。

 

 

リヒテル氏自身の生き方、人生観は

興味深いです。

 

環境が旧ソ連ですから、

生きづらいことも多いんだけれども、

恐怖を感じながらも、

ひょうひょうと生きている。

 

ドイツと旧ソ連が戦う中で、

 

ドイツではロシア人と言われ、

ロシアではドイツ人と言われ、

(父親がドイツ人のため)

 

それでも、

独学から始まって

天才的ピアニストとして、

誰もが認めざるを得ない才能。

 

リヒテル氏が語る他の音楽家の性格、交流の話も面白いです。

 

ギレリス氏の話はゾッとしました。

ツアー前の健診で注射したら3分後に亡くなったと。

 

その他、粛清やら、逮捕などの出来事が

日常に入り込んでいて、考えさせられます。

 

独ソのレニングラード包囲戦の中、

レニングラードでコンサート(1944)。

 

爆弾が爆発するのをホテルから目撃したり、

リハーサル後、

爆弾の雨の中ホテルに戻ったり、

爆撃で大勢が亡くなった街で

会場の窓ガラスが全壊する中、

コートで防寒する観客の前で演奏だなんて、、、。

 

考えられます???

 

非日常が日常化した世界、時代。

今でも起こっていますが、、、。

 

書き出すと、暗い話でも、

淡々と語られて、重く感じないところが不思議です。

 

ここで曲の話に。

 

作曲家のドミトリー・カヴァレフスキー氏が

戦時中、リヒテル氏を責めたと言います。

 

シューベルトの「Wanderer Fantasy(さすらい人幻想曲)」を弾いたら、

悲観主義者だと。

 

「君がこの曲を弾くと、

君がモスクワ川に身を投げることしか頭に浮かばないよ」

 

と言われたそうな。

 

シューベルトの曲、

私が最近聴いてるのは確かに滅入ってくることも多いし、

 

リヒテル氏の悲しみの演奏って、

確かに深く心を揺さぶるので、

なんとなく言ってることもわからなくもないですが。

(ある意味、誉め言葉。)

 

 

「さすらい人幻想曲」は知らなかったので

気になって、

Youtubeで聴きました。

 

すごい曲ですね!

(語彙力、、、)

 

カヴァレフスキー氏の言葉から、

Gloomy Sunday(暗い日曜日)

みたいな陰鬱さを想像してたんですが、違いました。

(これは、映画も観ましたが戦争の話で暗いし滅入ります。)

 

シューベルトの「さすらい人幻想曲」は

とても惹かれたので、

これからしっかり聴きたいと思います。

 

 

リヒテル氏演奏⬆️

 

 

お付き合いくださりありがとうございました。

にほんブログ村 音楽ブログ 音楽のある暮らしへ
にほんブログ村