先週のNHK Eテレ、クラシックTVは
リストと鈴木愛理さん、菊池亮太さんの回。
録画してまだ見てない回とか、
途中まで見た回があるんだけど、
リストと愛理ちゃんがセットで来ましたからね、
もうこれは先に見るしかない、と。
リストは元祖アイドルだった、という話。
ハロプロのアイドルとして活躍された愛理ちゃんの立ち位置が、
似通った部分があるということで、
普段はMCの愛理ちゃんが、ゲストとして話された。
愛理ちゃんのMCは清塚さんとの掛け合いが面白くて、
あまり前には出てこられないけど、
(控え目)
山椒は小粒でもピリリと辛い的な、味のある返しが好き。
以前のブログで、
愛理ちゃんの実力は、番組でまだ紹介されてないと書きました⬇️
だからゲストで出られたので嬉しかった。
リストの人生と重ね合わせて、
アイドルとしての立場、
そこから飛び立って
新たな世界へ行く時の悩み、葛藤についてのトーク。
すっごい緊張されてましたね!
見ていて私までドキドキ。
アイドルとして大舞台に立たれているのに、
場所が違うと気持ちも変わるのかな。
ハロプロ時代を知らないのだけれど、
Youtubeで偶然これを聴いて、
うまいなぁと思った⬇️
今回はトークのみだった。
MCなので、
毎回、ゲストをたてる意味で控え目にされてるんだろうけど、
歌など、
愛理ちゃんが実力発揮される場面も見たいなぁ。
そしてリスト。
最近聴くリストは、
ピアノソナタBマイナーとかだったので、
超絶技巧系、
作品の解釈も難解で、
抽象的だったり、実験的だったり、
考えるタイプが多かった。
今回番組でも、
超絶技巧や
ヴァイオリニストのパガニーニの影響などの話がありつつ、
「愛の夢」や「ラ・カンパネラ」など、
馴染みのある曲も出てきた。
そうでした、
こういった美しい曲もリストだった。
うっかり忘れそうになっていた。
清塚さんが演奏された、
「愛の夢」
美しかった。
しっとりと歌うような演奏。素敵でした。
そして
「ラ・カンパネラ」。
鐘という意味で、高音が特に鐘の音を表現してるのでしたっけ。
美しくて、切なくて、
胸がキュンキュンする曲。
Youtubeで何人かのピアニストの演奏を聴く中で、
一番好きだったのが、亀井聖矢さんの演奏⬇️
ピアノはベヒシュタインですね⬆️
いい意味で裏切られる。
他の方の演奏だと、
胸が締め付けられるような、強い感情に襲われるのだけれど、
亀井さんの演奏は優しい。
超絶技巧なんだけど、柔らかい。
ほのかな温かさみたいなのを、
亀井さんのラ・カンパネラで感じたのでした。
元に戻して、
菊池亮太さんから、晩年のリストの話と演奏。
以前、
Youtubeでライブ配信や、
無茶振り系(聴衆の無理なリクエストを引き受ける)動画を
何度か拝見拝聴。
その場で、
難易度高い曲ばかりアレンジでつなげたり、
すごいですよね。
リストの時代って、
ピアノも進化の過程で、
優れた作曲家も多くて、
興味深い時代だなぁ。。。