デイリーメール(英タブロイド紙)オンラインをチェックしてたら、

BBCで番組を長年持っていた

アンドリュー・マー氏のインタビュー記事があった。

 

 

昨年11月にBBCを辞めてからの初インタビュー。

 

辞めてたんか!?

 

10年以上前、英語やり直しに熱が入ってた頃、

この方の著書やインタビュー番組などをよく読んだり聴いたりしていた。

 

聞きやすいブリティッシュ、

記事もBBCがモットーとする

impartiality 公平性も尊重されているようで

好きだったし、

英語と共にイギリスについて色々勉強させていただいた。

 

⬆️著書とそのオーディオ版。CDはそれぞれ3枚で結構長い。

家ではペーパーバックを読み、

CDを、子供の習い事送迎の運転中に流して英語の勉強にしていた。

 

 

その後、不倫スキャンダル的なゴシップが出て、

内容は公表されない手続きみたいなのが取られて、

ごたついたけれど、

 

上の記事を見ると

長年のパートナーと仲良く暮らしてらっしゃるし、

事なきを得たのだね。

 

記事によると、

その後、脳卒中を起こされ、

左半身に今も後遺症が残っているという。

けれど、決して泣き言を言う人ではないらしい。

 

BBCを辞めた理由

 

BBCは公共放送で視聴者の受信料で成り立っているので、

自分の意見を自由に言えない、

常に言って良いことかどうか自問自答して

枠を越えぬよう意識して発言しなければならない。

 

そろそろ自分の思う通りに発信したくなったという。

(とは言っても、

BBCは世界的尺度で見れば比較的自由で、

それなりに発言できてたと思うけど。

かなり抑えてられたのかなぁ。)

 

決断には、

マー氏のお父様が数年前に亡くなったことも影響しているという。

人生には限りあるので、

できるうちに、したいことをしておこうということらしい。

 

21年勤めたBBCを辞めた後、

ラジオはLBCとClassic FM、

コラムはThe New York Times とThe New Statesmanで

意見を発信するそうなので

オンラインでチェックしてみようかな。

 

マー氏の記事を読んで、日本はどうかなとふと思う。

 

BBCもNHKも公共放送で

中立性を保つ努力をされてると思うが

現場の方と経営陣で立ち位置が違うだろう。

 

国民(と言っても考え方は人それぞれでまとまりはない)の視点、

国・政権としての視点、

バランスは時に難しい。

 

難しいけれど、

視聴者が知りたい情報を提供できなければ、

そのチャンネルに合わすことすらしなくなるので、

黙ることなく、

時代に合った切り口で、

偏りのない目でニュースや分析を発信してほしい。

 

最近、朝のNHKニュース、おはよう日本が

少し切り口を変えたデータ収集・分析・発信を始めた感がある。

 

おっ

 

と家事の手を止めて見る時間が増えた。

 

NHKを中心に見て育った世代なので、

番宣ばっかじゃない

中身ある番組をこれからも見せてほしいなって思ったりするのです。

(偉そうにすみません)

 

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