先日Zoomで開催された、
山形大学の井上純人先生
による「呼吸器専門医と
読む胸部X線写真」からの
シェアです。
井上先生が繰り返し強調
していたことの一つが前回
紹介した「見落としやすい
場所を覚えておくこと」でし
たが、もう一つ何度も強調
していたことがあります。
それが「一つの所見にとら
われずに必ず全て読影
すること」です。
でも、全て読影って、どう
すればいいのか?そんな
時に役立つ読影の順番を
紹介します。
井上先生は「小三J」と「人
のハイ」の2つの読影法を
教えてくれましたが、編集長
は研修医らに「人のハイ」
読影法を勧めています。
大事なことは読影の順番を
決めて全て読影すること
ですから、どんな読影方法
でもいいのですが、今回は
この「人のハイ」読影法を
紹介します。
「人」で気管→気管支→肺門部