多発性骨髄腫 その1 | 水戸済生会総合病院 臨床研修ブログ

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医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。

今回は医学生のなお先生が

書いてくれたレポートからの

シェアです。

 

なお先生は総合内科で実習を

してくれましたが、実習期間中

に多発性骨髄腫の患者さんを

担当してくれたので、まとめを

作ってもらいました。

 

良くまとまっていますので、

ぜひご覧ください。

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症例は80歳台の男性。数か月

前までゴルフをしたり、庭木の

剪定をするなど元気であったが、

肋骨の痛みや腰痛で近医を受診

したものの原因がはっきりせず

経過観察となっていた。

 

1か月前に腰椎圧迫骨折と診断

され入院したものの症状の改善

が乏しく、MRIでさらに他の椎体

にも骨折を認めた。

 

血液検査で高蛋白血症(8.6g/dl)

と低アルブミン血症(3.1g/dl)を

認め、血清蛋白分画でM-peakが

検出され、多発性骨髄腫の診断

となった。

 

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総合内科の朝カンファ