糖尿病のお薬・・・・GLP1受容体作動薬 | 水戸済生会総合病院 臨床研修ブログ

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年度の切り替わりでちょっと

間が空いてしまいましたが、

今回は血糖依存性のインスリン

分泌促進系薬剤のうちGLP1

受容体作動薬についてです。

 

GLP1受容体作動薬は注射薬

として登場しましたが、2020年

から内服薬も発売されています。

 

最近では心血管イベント減らす

糖尿病薬としてSGLT2阻害薬と

同様に循環器内科で処方される

場面が多くなりました。

 

【機序】

・インスリン分泌を促進する消化

管ホルモン(インクレチン)の一つ

であるGLP1のアミノ酸配列を変化

させて、DPP4で分解されにくく

した薬剤。

 

膵β細胞膜状のGLP1受容体に

結合して血糖依存的にインスリン

分泌を促進させる。さたにグルカ

ゴン分泌抑制作用もある。

 

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あいにくの曇り空でしたが、

敷地内の桜は満開になっています