下剤のキホン | 水戸済生会総合病院 臨床研修ブログ

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J1のネギトロ先生が、下剤に

ついてまとめてくれたので

シェアします。

 

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まだ入職して4か月ほどしか

経っていませんが、いまの

ところ入院中の患者さんの

お悩み第1位といっても過言

ではないな、と思うのは

「お通じが出ない」です。

 

確かに、入院すると普段と

比べて格段に活動量が落ち

るし、それはそうですよね。

 

でも下剤のことなんて国試じゃ

ほとんど勉強しないし、いろいろ

種類あるけど、何を使えば

いいんだろう?と思ったわけです。

 

ということで、今回は下剤のこと

について勉強してみたので

皆さんにも共有したいと思います。

 

下剤には大きく分けて2種類

・便を柔らかくする系(緩下剤)

・腸を動かす系(刺激性下剤)

があります。

 

なのでまず、患者さんから

「お通じがない」といった訴えが

あったときは「便の柔らかさは

どうなのか?」ということを聞く

必要があります。

 

ここで患者さんが「便が硬くて、

踏ん張っても出ないんだ」のように

話してくるのであれば、便を柔ら

かくする系の下剤を出す必要が

ありますし、「出る便は柔らかいん

だけど、どうにも出ない」ようで

あれば、腸を動かす系の下剤を

出す必要があります。

 

では、代表的な下剤について

簡単に説明していこうと思います。

 

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