昨日、山形空港から車で宮城へ。

東日本大震災の被災地である、

宮城県の亘理町~名取市を回ってきました。


山形から宮城に入っても、

道はちゃんと整備されているし、

町の様子も平和そのもの、、。


テレビに毎日映し出されている、あの瓦礫の街なんて、

どこにあるの?

と、不思議に思うくらいでしたが、

海沿いの地域に近づくにつれて、

壊れた家や、浸水した後が目につくようになってきました。


そして、その先には、

一面灰色の光景が広がっていました。

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今まで、

テレビの中の悲惨な映像が、どうしても信じらませんでした。

同じ日本で、本当に起こっていることだって、

頭では理解できても、心で実感することができませんでした。


でも、あの映像は、現実のものでした。

そしてそこには、

ついこの間まで、

私たちと同じように、平和な毎日を送っていたはずの、

ごく普通の人たちがいました。


名取市のある小学校の体育館には、

津波に流された家の跡から見つけ出された、

写真、アルバム、卒業証書、位牌、ランドセルなどが、

体育館いっぱいに並べてありました。

泥だらけになったそれらの物は、

被災されたみなさんの、大切な宝物で、思い出の品々です。


他の避難所からやってきた方達が、

膨大な数の写真やアルバムの中から、

一生懸命、自分の家族の物を探そうとしていました。




今回の震災で被災された方達は、私たちと、少しも変わりません。

あの人達は、運が悪かった。

気の毒に、、、なんて思えません。

他人事ではありません。


想像してみて下さい。

ある日突然、津波で家が流され、

今までの生活も、大切にしていた物も、

何もかも無くなってしまうことを。

大事な家族や友人を、突然失ってしまうことを。


被災者の方達は、特別な人たちではありません。

私たちと同じ、ごく普通の人たちです。


他人事だと思わないで下さい。

自分のこととして考えてください。

それが、一番大事なことだと感じました。




長くなったので、

次の記事を立てますね~~ニコニコ