新年明けても昨日と変わらず。もちろん新年の挨拶もないままに年を越した。

朝も勝手にパンを焼いて食べる。
ミトモの食事も私が用意し食べさせる。

昼過ぎにはミトモと近所の神社へ初詣に行き、開いていた喫茶店でカレーライスを食べた。

夜になって彼に「一緒に暮らす情も気力も無くなった」と言うと
「なんで...」というので
「何に怒ってるか分かる?」と聞くと
「分からへん」と答える。なので
「そのなんでか分からへんところ」と返事する。

それ以上はまた相手にせず、ミトモと遊ぶ。
夕方になっても彼はいつも通りのんびりとしたまま。
私が無視し続けているのも、なんで?とよく分からないみたいだ。
(でも何怒ってるの?とは聞いてこない)

明日は元旦だと言うけれど、アホらしくなって何も用意しないことにした。
冷蔵庫の中には、おせちの食材が詰まっているけれど、それも無視することにした。

それよりこのまま彼が変わらないようなら、このまま年明け離婚してもいい気になってきた。
それくらい、私には「謝らない」ことは我慢ができないことだ。
病気の家族を置いて飲みに行くことは、私には大したことではない。
彼の無神経さと想像力の無さは今に始まった事じゃなく、この何年間かずっと注意し続けていた。

でも実際には、具体的にこちらの希望や要求を言わないと伝わることはないので、昨日のような時には
「今日は喘息が出てしんどい。2人でミトモの世話をするのも疲れるから1人でするのはもっと疲れる。だから10時には店を出て11時までには帰ってきて、ミトモの寝かしつけをして欲しい。」と言わなければいけなかったと反省もしたし、最近は自分で気を付けるようにし、あまり注意をしなくなっていた。

けれども、相手に不快な思いをさせたり迷惑を掛けたりしたら、もし自分の予期せぬ事であっても謝らないといけない、ということはずっと言い続けていた。

それでもやっぱり彼は謝らない。
謝りたくないだとか、しゃくに障るだとかいうのでは無いらしく、本当に謝るという行為が頭にないらしいのだ。

いつもなら、「謝る」ことをしないといけないと注意をするのだが、今回はもう本当に呆れ果ててしまい、気が付いて謝るまでは相手にしないことにした。
彼は夜から忘年会だというので、体調は悪かったがせっかくだから行っておいでと快く見送った。
それでもさすがに1人でミトモの世話は辛いので、できたら早く帰ってきてと言っておいた。

ミトモの食事は何とか済ませたものの自分のものは疲れてしまって、取りあえず台所にあったパンでお腹を膨らます。
入浴させる自信は無かったので、彼が帰ってくるまで待つか今日は入れなくてもいいかと考えていた。

23時過ぎても彼からの電話はなく、24時前にこちらから掛けた電話でようやく連絡が付いた。
今どこ?と聞くとまだ店付近だと言う。
その一言にブチッと切れて、もういいと怒鳴って電話を切った。

仕方なくメプチンを吸入しながら布団を敷いて、ミトモを寝かしつける。

確かに何時までに帰ってきてと言わなかったことには反省したが(彼は具体的に言わないと絶対に分からない)、少しでも想像力を働かせれば分かることではないのかと思うと、怒りが治まらなくなってしまい、玄関の鍵とチェーンを掛けて無言の怒りを表すことにした。

しばらくして彼が帰ってきたので、どうするのだろう(謝りの電話でも入れるだろうか)と寝かしつけながらじっとしていたら、どうやったのか勝手にチェーンを外して入ってきた。
そしていつも通り「ただいまー」と言うと、パジャマに着替えて布団に潜り込んでしまった。

謝るどころか、私が怒っていることすら気にしていないらしい。
呆れてものも言えない。
24日のクリスマスイブに、友人のMちゃん宅まで遊びに行った。
Mちゃんはミトモにもとても優しくて、いつもプレゼントしてくれたりする。
24日にもミトモにと、大きなぬいぐるみと積み木をもらった。

ありがとうとお礼を言いながらもとても複雑な気分になる。

彼女の家には娘のYちゃんのおもちゃが山のように有って、その上ミトモにもおもちゃをくれる。
私は今までミトモに、おもちゃらしいおもちゃは殆ど買ってあげたことが無く、まるでそれが愛情の差のような気がしてくる。

他人のミトモにまで愛情をくれるMちゃん。
他人のMちゃんよりもミトモに愛情の少ない私。

だからといって、Mちゃんがくれるよりも沢山おもちゃを買う気にはなれない。
その事がまた、愛情が欠如しているように思ってしまう。

もちろん、そんなことは全く愛情に関係ないと自分でも分かっている。
でも彼女からプレゼントを貰うたびに、私は自分への猜疑心でいっぱいになる。

いつも笑顔で受け取っていたけれど、もうこれ以上は無理だと思い、
今日Mちゃんにメールを送った。

もうプレゼントは渡さないでくださいと。

ひどいやつ(私)だとつくづく思う。
昨日のタバコのせいではないだろうけれど、クリスマスから出ていた軽い喘息発作が少し酷くなってきた。

夜になると一段と酷くなって、授乳するのが精一杯。

幸い今日で彼も仕事納めなので、なんとかなるだろう。


昼間それでも髪を切りに言った。
ロングからショートのくるくるヘアーに。
お店の人に、これ以上するとアフロになりますよと言われたが、本当はアフロにしたいんだ。
今日で仕事納めなので、職場の人たちと忘年会をする。
彼もまだ仕事なので、ミトモを連れての参加。

みんな色々気を使って食べ物を注文しようとしてくれるが、殆どが食べられそうもなく、持参したパンで済ませる。

1時間ほどして、最初は気を使っていてくれたのか吸わずにいてくれたタバコも吸い始めたので、ミトモよりも私の体調に響くので帰ることにした。

ミトモはまだ遊び足らなさそうだったけれど、大人の時間にこれ以上邪魔をさせるのも嫌だ。
最近一段としゃべりが多くなってきた。一日中喋っている気がする。
もちろん何を言っているかは分からないけれど、「あー」とか「うー」ではなくて、明らかに喋っている。
まるでアホなインコのようだ。

あまりにもうるさいんで、時々人差し指をたてて「しーっ」とやっていると、ミトモも真似をしてやるようになってしまった。
挿した人差し指が頬に刺さっていたり口の中に入っていたりと、微妙に間違っているのだけれど。

「しーっ」と真似をしている時はしゃべりも止まって一応静かにはなるけれど、「しーっ」「しーっ」と何度もやってくるので、それもうるさい。
本当に久しぶりにコモンカフェへ、鈴鹿さんのランチを食べに行く。
朝から雨が降っていてどうしようかと迷ったけれど、今年最後の営業だったので、ミトモはスリングに入れて行くことにした。

年末と雨降りも有ってか、店は誰も居なくてミトモ連れの私には都合がいい。

途中で眠ってしまったミトモをスリングから下ろそうと思ったけれど、適当な場所がないので、カバンを入れる為のカゴにミトモを入れておいた。




久々の鈴鹿さんのランチを1人でゆっくり食べようと思っていたら、出てくると同時に目を覚ましてしまった。
仕方がないので一緒に食べる。

鈴鹿さんのランチはヴィーガンフードなので、ミトモも安心して食べられる。さすがに玄米は無理だろうと、自家製のパンを持参していったのだけれど、この日はちょうどおかゆにしてあったので、ご飯も一緒に食べることができた。
ミトモも鈴鹿さんのランチがよほど気に入ったのか、初めて食べるものも平気でバクバクと食べている。
玄米のおかゆも私よりも速いスピードで食べて、おかわりをせがんでいる。
特別に出してくれた、人参のシチューもケーキも全部嬉しそうに食べてしまった。

これから大きくなっても、この味を美味しいと思えるように育っていって欲しいとつくづく思う。

二時間以上ものんびりと過ごし、ミトモも食べられる鈴鹿さんのケーキを買って帰る。
いつも夕方迎えに行くと、どんなに機嫌良く遊んでいても、私の顔を見た途端にミトモは大泣きし始める。
そして側にいる先生に連れて行ってとばかりに、両手を広げて抱っこのポーズを撮る。
明らかに私との距離の方が近くても、遠くにいる先生に抱っこを迫る。

先生も自分で私の方へ行かそうと思いわざと離れていくのだが、ミトモは先生の後を追って移動する。
その移動距離で充分私の所へ来れるというのに、なぜかミトモは絶対に自分で来ようとしない。
今まで何度も来させようと先生と色々試してみたが、いつも大泣きのミトモに根負けして先生が連れてきていた。

今日もいつもどおり仕事を終え迎えに行くと、部屋の真ん中で機嫌良く遊んでいた。
私を見つけ、また泣き出すかなと思ったらニカッと笑い、そのまま私の方へとやって来た。
私も先生も驚いて、「すごいすごい」と歓声をあげてミトモを迎える。

その後抱き上げても笑顔にこにこで、初めての泣かないお出迎え。