仕事に使うカバンをずっと探していて、ゴルチエのカバンが好きなのでそれで探していたのだけれど、良いのが見つからず、色々と見回っていたものの1ヶ月以上が経っていた。
今日もまたウロウロと探していると、普段行かない売り場でふと目に付いたカバンが理想にピッタリだった。
あまりにも理想的だったのだけれど、値段が予算の倍もしたので迷っていると
「これ今日入って来たんです。イタリアの一点ものなんです」などという店員の常套句に押されて購入してしまった。

まだお給料よりも保育費の方が高いというのに、まあいっか。

かばん


その後、購買欲は衰えず、洋服と化粧品も購入。
仕事を始めてから、どんどん赤字が増えてくる。
初めて本町にある赤ちゃんホンポに3人で行ってみた。
何か面白いものがあるかと思ったけれど、何も欲しいものは無かった。
離乳食の種類の多さに驚いたけれど、卵と牛乳抜きのものになるとあまり無かった。

妊婦さんが大勢居たのでなんで?と不思議に思ったら、みんな生まれる前にこういうものを買っておくのだよと彼に言われた。
なるほどそういうものなのかと、今さらながら驚く。

あまり面白くなかったので早々に引き上げて、そごうの子供服売り場に行く。
狭いけれど、色んなおもちゃやオシャレな服があって楽しい。欠点は高くて簡単に買えないことだけだ。

以前ここのバーゲンの時に買ったヒョウ柄のキャミソールを、今日はたまたまミトモに着せていて、そこのお店の人に見つかって「着てくれてるんですねえ、本当にしっかりした顔をしてますねえ」と声を掛けられたのが、妙に恥ずかしかった。(買った時には1人で来ていて、大人顔すぎて可愛い服が似合わないと話していたので)
MさんがAくんを連れて遊びに来てくれた。今まではいつも遊びに行っていたので、初めて我が家へ来ることになった。
未だ回転はするけれどほとんど移動しないミトモと違って、Aくんは早くから自由自在に動き回っていたし最近では支えると立ってもいるので、朝から部屋のあちこちを綺麗にし、手の届く場所の危険なものは片付けた。
いやミトモが10ヶ月にもなって、まだそんな気を使わなくて済んでいるのが不思議なのかも知れない。

せっかくAくんが遊びに来てくれたというのにミトモはとても機嫌が悪く、側に来られると泣いてばかり。それでも寄ってくるAくんに、ミトモは怒ってしまって「あっあっ」と顔を赤くして顔を掴みだした。
今まで私や彼には泣きながら怒っていることしかなかったので、そんな風に怒っているのは初めて見た。大人と子どもとでは対応が違うのか。なんだか面白くて見入ってしまった。
そんなにしてミトモが怒っているのにAくんはきょとんとした顔でミトモを見ていて、全然反撃する気はなく、また自分の行きたいところへと這っていく。その後ろ姿にミトモはまだ背中や脚を掴んでは怒っていた。
実はしつこい性格なのかも知れない。
それにしても人間という動物は、怒ると噛むのでも叩くのでもなく、掴みかかるのが本能なのだと知った。

夜になってMさんと2人でビール片手に夕食。ミトモとAくんも一緒に離乳食を食べる。
こんな夕食もたまにはいい。
保育所からの帰り道はいつもミトモは絶好調にご機嫌で、商店街でもエレベーターでも電車内でも、色んな人に笑いかけたり手を伸ばして呼んだり大変だ。
大抵の人はそんなミトモに気を使ってか相手をしてくれるので、申し訳ない気持ちになる。みんなも仕事帰りで疲れてるだろうに。
私も以前電車通勤をしている時には時々そんなことが有ったけれど、どうして良いか分からず大抵眠った振りをしていた。時々眠っている人を見ると、この人も振りをしているのかなあゴメンナサイと心の中で謝ってしまう。

時々苦手な人はいるものの、人見知りらしきものは全く無くなり、これも保育所効果だろうか。
以前は服を着替えさせる時は何故か嫌がって、泣きながら袖に手を通したり(それでも自分で通しに来るのが面白い)していたのが、最近は楽しくなってきたのか服を着替えると分かるともうにこにこし出す。

袖通しも随分1人でできるようになって、首を通すともう袖を通そうと片手で袖口を探している。そして見つけて通せるともう残りの袖口を探している。多分もう1人で着ているつもりなのかもしれない。

ミトモにとってもこれも楽しい遊びのひとつなんだろう。
最近夜泣きをする日が時々ある。

おっぱいをくわえさせると泣きやむのは分かっているけれど、少ししか吸わないし、もう吸っていないので離すとすぐに大泣きする。

歯茎が気持ち悪いのだろうか。

ずっとくわえさせてれば良いのだろうけれど、吸っていないとすぐに噛んでしまい乳首が切れてしまうので辛い。

夜泣きをしない日も、2時間毎に起きるので、本当に辛い。
夜には初めてアスパラの湯がいたものを食べさせてみた。
穂先3センチほどを柔らかく湯がいたものを、お皿に入れて目の前に置いてみる。
初めはなかなか手が出なかったものの、ひとつを手に握らすとぱくぱくと食べ始めた。
それじゃあと皿のアスパラを握りやすいように動かすと、自分で取って口へと持っていきだし、途中からは自分で皿から取って食べてくれるようになった。

途中には、2,3本まとめて取って口に入れようとするので慌てて止めたけれど、固めて置いた中から1本だけ掴むのは難しいらしい。
1本ずつ並べてさらに置き直す。
2ヶ月ぶりにミトモの肌の状態を見せに病院へ行く。
離乳食は進んでいますかと聞かれたので、今朝お麩と鶏のミンチを初めて食べさせましたと言うと
お麩はアレルギーのもとの固まりですから気を付けるように(あいにくミトモは小麦には全くアレルギーは無かったので気にしていなかった)、卵アレルギーが有るから動物は豚肉をあげるようにと注意をされた。
そして
「今日、僕のとこにくるから色々食べさせたんでしょ」とにやっと笑いながら言われてしまった。
全くその通りだったので私もにやっと笑うと
「アレルギーでショックを起こすと、5分10分で呼吸困難が起こるから気を付けてくださいよ」とまた注意されてしまった。

体の方は問題なかったので、次回は11月の受診になる。そして次は再度血液検査と、その結果で牛乳のテストをしてみましょうと言われた。
その頃はもう1歳。
今日はミトモを連れて眼科へ受診。
ミトモは楽しそうで看護師さん相手に「あーあー」と手を伸ばしていた。

そして検査を受ける。
結果、以前炎症をおこしたけれども治療せずに放っておいたために、それが影となって眼球の中に残っているそうだ。とくに問題はないけれど、なぜ炎症をおこしたか分からないので、今度目に異変を感じたらすぐに来るようにと言われた。

検査中、ミトモは隣でじっと睨みつけるようにして大人しくしていた。何となく騒いでは行けない雰囲気だと察知したのだろうか。
昨日から目の辺りがおかしいと思っていたら、今朝起きたら右目が全く開かない。慌てて鏡を見ると右目から右頬が赤く腫れている。かなり熱も持っているようだ。
このまま安静にしていても治まりそうにないので、彼に仕事を遅刻してもらいミトモを保育所へと連れて行ってもらい、眼科へ受診した。

先生はぱっと見るなり「それは目じゃなくて顔が腫れてるねん。だから目が開けへんねんから皮膚科の方がいいよ」と言われたけれど、近所の皮膚科は2時間待ち状態なので、頼んでそこで診てもらう。
一応目の中も調べてもらううちに、目にも何か問題があると言う。この腫れには関係ないが、一度きちんと検査をしておいた方がいいから、月曜にでも検査に来てくださいと言われた。

ええ、月曜日は仕事に行くと職場には行ってしまったのになあと思いながらも、大事を取って検査を受けることにする。

夕方にミトモを保育所に迎えに行く。別に目に問題は無かったのだけれど、あまりにも酷い顔だったのでそれをごまかすつもりで眼帯を付けていった。
ベビーカーを押して電車を降りていると、偶然にも職場の人に会ってしまった。お互い急いでいたので会話はできなかったが、私の顔を見てとても驚いていた。
おかげで月曜は休みやすくなった。