8月5日に燃料漏れに気づき、修理に出していた206がようやく帰ってきた。

 

まず車内でガソリン臭を感じたのと同時に、満タンだったはずの燃料計の目盛りが2つ分減っているのに気づき、小さく無い問題が起きた事はわかった。

車を降りてタンク周辺を見ると右リアタイヤ付近の地面に大きなシミが見つかり、ここ数日の間に大量の燃料が漏れたことが想像された。

メンテナンスマニュアルなどで燃料タンクに関わる項目をチェクしてリアシート下にある燃料ポンプの交換窓を目視すると、タンクにポンプをはめ込んで密閉するポンプロックが破損していることが分かった。

 

この時点で、過去にお世話になったことのある北関東のプジョー専門店と、学生時代に205のメンテナンスでお世話になって以来クルマの問題があると相談に乗ってもらっている兵庫の欧州車専門ガレージに連絡をとって、起きている事態、今後予想される修理の規模や金額、パーツの供給などについてできるだけの基礎情報を揃えた。

 

燃料漏れの車を長距離走らせることはできないため、家から最も近く、最も適していそうなガレージを探して206を預け、20日ほど経ってようやく修理が完了した。

 

 

経緯を書き連ねてみたけど、この間にもいろいろなことがあった。

1、「プジョー専門店」をうたう広告を出しているガレージだったが実態は違った。

1、当初新品ポンプロックの付け替えだけで済む見込みだったが、燃料タンクの変形でポンプロックのねじ込みができなくなっていた。

1、ガレージにとって経験の無い事例のため作業が進まなかった。

1、燃料タンクを降ろして力をかけてポンプロックをはめる作戦に変更した。

1、タンクを降ろして作業したが、ポンプロックははまらなかったのでタンクを交換する事になった。

206をあずけて営業さんから最初の経過報告を受けると、ガレージにはプジョーのこの事例の経験がなく、自分の方が情報を持っていることがすぐ分かったので、中古タンク、新品燃料タンクの手配もこちらで引き取ってガレージに部品を届け、進行を仕切らせてもらった。

 

 

作業規模や工賃の見込みについて、実際に整備に出すガレージとは違っても、信頼できるメカニックさんから意見を聞いておけるというのは大変ありがたい状況だ。

このようにセカンドオピニオンをもらいつつ現実的に入庫可能なガレージで作業をするというやり方を僕は自然にやっていたのだけど、一方でいつも問題が起きたときに電話をかけてあれこれ意見や情報をもらうだけというのは心苦しくも思っていた。

 

「実際には遠隔地なので入庫できないのが申し訳ありません。」205の頃から20年つかず離れず連絡を保ってきた兵庫のお店に今回そのことを改めて伝えたところ、「いえ、うちにも206のお客さん何人もいらっしゃるんで、こちらもいろんな事例研究になって役立ちますんで」と言ってくださって、積年の気がかりだったことがふっと軽くなって嬉しかった。

 

国産ディーラーのメカニックだった方だが、独立して好きな欧州車専門のガレージを開き、20年以上経ってますます栄えている様子が伝わってくるのはうれしい。ほんとに人柄だな、と思う。好きでやっているのが誤解のしようもなくお客に伝わるからお客の方でも信頼するに決まっている。これはどんな仕事でも同じだなと改めて教えられました。自分もあんな人になりたい。

 

話しがそれにそれました。

 

ところで今回預けたガレージは初回のお客さんには代車を無料で出していて、お盆をはさんで車があったのは大変ありがたかった。借りられたのはちょっと古めの日産セレナで2005年頃のモデル。

はじめてワンボックスのある暮らしを経験してみて思ったのは、「あ、自分、毎日車で銭湯に行っていたのは、銭湯に行きたいというより毎日206の運転を楽しみたかったからなんだな」ということ。

こうしたワゴンは目的がまた別なので便利な局面は絶対にあると思う。

だけどやっぱり小型ハッチバックでここまで生きてくると、小回りが効くし、出足が軽くてピュっと出るし、背が低いから左右へのヌーン、ヌーンという揺れが皆無だし(セレナはずっとヌーン、ヌーンと揺れてなんとも気持ちわるかった。トラックみたいで。)やっぱりBセグメントのハッチバックが自分には一番フィーリングの合うカテゴリーなんだなということもわかって面白かった。

 

ひとまず無事に帰ってこられてよかったね206。