ほっとパーク鉾田を後にして、小美玉市文化センターアピオスに立ち寄り、「鹿島鉄道展」を堪能。

観終えたら、まだ時間はたっぷり。

心配していた雨も降らず、このまま帰宅では物足りない。

 

そこでニコニコ

アピオスから車で大体、5分位でしょうか。

「やすらぎの里小川」にやってきました。

 

駐車場周辺に「あじさいまつり」の幟がいくつか立てられていましたが、紫陽花の開花はまだ始まったばかりの状態。

見頃はもう少し先、6月の中旬~下旬あたりかな。

 

駐車場を出たすぐ正面に、古民家がありますニコニコ

 

水戸藩の藩医として活躍した、本間玄琢(1755~1824年)の生家ですニコニコ

 

 

鮮やかなスカシユリが来訪者を迎えているかのようほんわか

 

古民家を取り囲む庭園は、薬用植物の観察園となっています。

こちらは後程にっこり

 

案内板にも書かれていましたが、本間玄琢は旧馬場村(現:小美玉市小川下馬場)で庄屋だった村山儀衛門の長子として誕生。

村山義見という名でした。

少年時代に人物・学才を本間道意に見込まれ、本間家に養子に入り義父・道意の下で俳道や医学に昇進にっこり

さらに水戸藩医の原南陽に師事して医学を極めることになります。

帰郷後、名を玄琢と改め義父の道意の後を継ぎ本間五世となりました。

 

この古民家は現在の村山氏(養子に入る前の生まれ育った家ですね)から小美玉市(当時は小川町)が寄付を受け、やすらぎの里小川に移設復元して保存されてるものですニコニコ

 

紫陽花がほんの少しだけ、咲いていましたほんわか

”解熱に”だって、ちゃんと効能が書いてあります。

薬用植物観察園だものねチュー

咲き始めがさりげなく色づいていました。可愛いほんわか

 

生涯学習施設のスタッフさんによってきちんと管理されているのか、綺麗です。

 

 

あのお方が本間玄琢。合掌お願い

生みの親(村山氏)の御位牌ですねおやすみ

 

 

土間や囲炉裏も綺麗に復元。

 

炭と藁ぶきの匂いが。。。

古民家独特の香りです照れ

 

 

 

土間奥の出入り口からちょっと外へ。

 

屋根の上にも植物?!ニコニコ

 

ホタルブクロがなんとなく、目に留まりまして。

 

 

何だろ?

 

どの草がウツボグサだろ?

開花時期ではないようです。

利尿や口内炎、扁桃腺等に効くんだねニコニコ

 

 

名前を知らない花や草がいっぱい!植物図鑑必須汗

 

 

この庭園に植えられている草木には、効能に関する説明が添えられていて中央には難しい用語の解説まで。

これは勉強しておかなくちゃねにっこり

 

草花を調べつつ庭園を歩きます。

つい口ずさむ歌は、あいみょんの「愛の花」(NHK朝ドラ「らんまん」の主題歌)

 

 

同じ「とる」でも、「撮る」のは許されても「採る(盗る)」のは許されません。

 

紫陽花に似たこの黄色い花は”ベンケイソウ”って言うんだねニコ

 

 

玄琢はその後、医師として診療に専念しました。

小さな村にとって、医師は貴重な存在だったはず。地元に住む人たちは大いに喜んだことでしょう。。。照れ

玄琢が50歳になった時に、「人の命を守る為に医師はもっともっと必要だ!」と実感したのでしょう。

医学研修施設を作る必要があると考え水戸藩に懇願し、旧小川小学校に稽医館を設立しました。

稽医館には近隣から数多くの医師が集まりその教育に携わったそうです。

 

そして、1824年に70歳で亡くなるまで水戸藩の藩医として人生を送りましたおやすみ

玄琢亡き後も、本間家は日本医学会に大きな業績を残したそうです。特に玄琢から数えて三大後の八世・玄調は天然痘の治療・予防について研究し、「水戸藩種痘の功労者」として名を残しています。

 

時代は令和となり、医師不足が深刻なわが茨城県。

医学に人生を捧げた本間玄琢氏や玄調氏のような人物が今後、出てくれればと思います。

 

庭園から筑波山が望めます。

でもこの日はあいにくのお天気ショボーン

 

古民家とその庭園から、森林の方へ続く道があります。

その奥は緑の多い、憩いの森ほんわか

でもここからは下りず、一旦管理事務所の方へ移動することにしました。

 

管理事務所の庭に案内板があります。

市のマスコットキャラクター、おみたん付ニコニコ

散策コースが2通り。でもどこから廻っても良いみたい♪

さあ、どんなふうに廻ろうかな~?

探検のスタートですニコニコ

 

 

本日も御訪問・御閲覧誠にありがとうございました!

 

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