今年もまた、この季節がやってくる。。。
5月18日(土)より、
「第73回水郷潮来あやめまつり」が開催されます。
「藤まつり」を訪れてもうすぐ半月。
あやめはどこまで開花したでしょう
名物は何と言っても、あやめ園に沿って流れる川を渡っていく「嫁入り舟」(期間中の水・土・日曜日運行)。
今年は何組のご夫婦が祝福を受けることでしょう
園内のあやめも勿論、素敵だけど花嫁さんが通る度に沿道で見守る観光客誰もが花嫁さんに
「おめでとう」と声掛け、祝福の拍手でお見送りする光景・・・これがまたいいんだなあ。。。
傍観している方も、幸せな気持ちになれます。
誰かの幸せを心から喜び、祝福する~たとえそれが身内でも知り合いでもない、この場で初めて会った見知らぬ花嫁さんだとしても・・とても素敵じゃないですか
潮来のあやめまつりだからこそ、実現できるシーンなのです。
そんな「あやめ園」から徒歩大体7,8分位の場所にあるお寺のお話です
すみません、ここからが本題でした(^o^;)
先月のお話ですがあやめ園で行われた藤まつりの際利用した市営駐車場の、すぐそばにあるお寺・長勝寺を訪ねてみました。
桜と紅葉の名所として知られていますが、今頃の時期は目に優しい深緑
そんな光景もまた素敵です。
秋の紅葉シーズンも楽しみだわ
鹿島神宮の楼門に似た、朱色のカッコいい楼門です
県指定の有形文化財指定を受けています。
元々は別なお寺にあったものを、徳川光圀時代にこちらに移築されたようですね。
「普門院」を調べたところ、潮来市内に同名のお寺がありましたのでおそらくそこ・・・?😅
創建は文治元年(1185年) 。
源頼朝が武運長久を祈願の為に開山したという、臨済宗のお寺です
お寺の名前である「長勝寺」に「勝」の文字が入っていることが頷けます。
こちらが本堂。
茅葺屋根が歴史を感じます
風格あるなあ
本堂すぐ横にある大木が目に留まりました。
このお寺の菩提寺のようで
さらにその隣には、かなり古そうな梅の木
長勝寺の開基の際、源頼朝がお手植えしたという言い伝えがあるとか?!
開花しているところを観てみたいなあ
長勝寺を参拝した際には絶対に見逃してはいけないものが、この鐘。
国指定重要文化財の指定を受けている、由緒ある鐘なのです
鎌倉時代末期の執権:北条高時が、頼朝の菩提のために寄進した銅鐘です。
ここからだと見えませんが、鐘には
「客船夜泊常陸蘇城(かくせんやはくひたちのそじょう)」と記されているそうです
「國寶(国宝)」って書いてあるみたいだね
松尾芭蕉の句碑も残されていました
「旅人と わが名よばれん はつしぐれ」
と書かれています
それにしても、モミジが素晴らしい
「鹿行の小京都」と呼びたくなります。
紅葉の時期にまた参拝に訪れましょう。
忘れなければ、ね
あやめ園のあやめを楽しみつつ、ひっそりとお寺参りをし、潮来の歴史のひとかけらに゙触れてみる旅も良いかもしれません
本日も御訪問・御閲覧誠にありがとうございました!
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