共楽館から歩いてまもない位置に、1つの古民家が建っています。
日立鉱山の歴史を見つめていたであろう、その古民家は「花久邸」。
鉱山で賑わっていたここ・新町で戦前までパン屋さんを営んでいたそうです。
この日は一般公開も兼ね、ミニマルシェが行われていました。
建物奥の土蔵では、竹蓋年男先生の切り絵作品展示も行われていました
いらっしゃいませ!
クラシカルな人形が窓辺に展示されています
さりげなく、「真壁のひなまつり」の看板(*^-^*)
イラストとして使用されてるのも、竹蓋先生の切り絵です。
あのこけし、懐かしいな
次々と人が集まっています。
蔵出しの食器もたくさん、陳列販売されていました。
ここでの売り上げは花久邸再生プロジェクトの支援金に使用されるそうです
昨年9月に、ここ花久邸が解体されるという話が上がったそうです
「このままでは日立の歴史を感じられる場所がなくなってしまう!なんとか後世に残さなければ。」
その思いから「花久邸再生プロジェクト」が誕生しました。
12月にはプロジェクトの中心者である茶道家の方がこの古民家を譲り受けました。
今後は茶室としてリフォームされ、和文化を伝える場にしていかれるそうです
花久邸隣のこちらも気になりました。
こちらも花久邸の続き?と思いましたが違うようで。
こちらは呉服店だったそうです。
花久邸とともに、鉱山時代の商店街の名残を残す貴重な建築です。
昔の電話番号につい、反応
この中では手作り雑貨を販売。
コースター、私も1枚買っちゃった
年季の入った古新聞がある~
日立鉱山が閉山し、街の風景も変わりました。
鉱山時代の歴史を伝える貴重な建物、花久邸とともにこの蔵も末永く保存してもらいたい建物です
共楽館の向かいにあった、風情ある建物。
斯道館(しどうかん、正式名称は日鉱斯道館)といいます。普段は剣道の道場として使用されてるようです。
建物も風情あって素敵ですが、レンガ造りの門と塀も注目すべきスポットです
これですね、カラミレンガは
いわば残り物だけど、活用されてるのね
さて、再び共楽館に戻ってきました。
創作落語「笑顔の大煙突」が上演されてるところでした
二松亭ちゃん平さんは社会人落語家として活躍されてる方です。
YOU-TUBE動画がありましたので貼付させていただきます。
落語好きな方、よろしければ(※動画サイト又は投稿者の事情により削除される場合もありますのでご了承ください。)
落語が終わり、ちゃん平さんが退場した後はいよいよ紙芝居
「大煙突とさくらのまち」。今回は実演付です。
通常の紙芝居に加え、人による演技とBGMの生演奏が加わっていつもよりも豪華に
大煙突完成の瞬間が・・・
街を救った大煙突、そして煙害で汚れた街を美しく彩る日立の桜。。。
この紙芝居はこれまでにも何度か拝見していますが、何度聞いても良い話です
日立大煙突が倒壊してからはや31年が経過し、世界一の高さだった時代を知る人達もやがていなくなってしまうでしょう。
だからこそ、後世に伝えていく必要があると思います。
困窮から這い上がり、地元の人達が一つとなって問題解決をしたからこそ現在が成り立っていることを。
この川べりを、桜を楽しみつつお散歩できる日が来るのもそう遠い話ではないかもしれません
桜の季節が待ち遠しい。。
大煙突周辺のオオシマザクラが咲く頃、きっとまた来ます!
本日も御訪問・御閲覧誠にありがとうございました!
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