鹿島神宮境内に入り、本殿前に来ると禊に参加される人達がやってきました。
本殿前のご祈願です。
参加者に合わせ、一礼ニ拍手。
そして一礼m(__)m
禊をする人、後方にはそれを見物する人・・・この時はみんなが一つになりました
勿論、その中には私も。
神職によるお祓い、祈祷が滞りなく終了しこれより御手洗池に移動します。
禊の御一行が揃って歩き始め、その最後尾を私が追いかけます。
参道途中にある鹿園の鹿が、
「何事?」
と言わんばかりに御手洗池に向かう禊の御一行や後に続く私達一般見学者を見つめていたのが可愛いくて
鹿さんの表情が隠れちゃった
御手洗池に向かう前に奥宮を参拝しておこうと思い、一旦列を脱退して奥宮参拝
令和の大改修工事を終えた奥宮は姿美しく佇んでいました
奥宮参拝を終えて、御手洗池に向かうと。
やってるやってる
既に装束を整え、準備体操にあたる「鳥船の行」を行っていたところでした。
男性は褌1枚、女性は白装束です。
御手洗池を正面に、左→右、そして再び左に向かい掛け声を掛けながら船を漕ぐ動作を繰り返します。
これを1回15分くらい行っていたでしょうか。
そして入水。
一人一人、”エイッ!”と叫びながら片手を挙げそれを刀を振り下ろすように左斜め下に空を切って入水。
最初に入った人、寒そう。。。
ちなみに水温11度とのこと。
順次入水。
そして祈祷。
祝詞を唱えていきます。
皆さん、どのような思いを持って禊に挑んだのでしょうか。。。
健康祈願か家内安全か、それとも・・・。
御手洗池がそれを全て受け止めてくれます。
この荒行に耐えて、自分に勝ちたい!
そう願っている人もいらしたかもしれません。
かつては鹿島神宮の神職や氏子青年団等の関係者のみの行事だったらしいですが、いつしか一般参加も可能となり今では全国各地から多数の応募者が出てるそうです。
前年の11月頃、鹿島神宮のホームページ等で参加申込者を募っていますがあっという間に定員(100人)となってしまう位、人気の行事となりました。
余談ですが、今回参加された方々で最年長は御年72歳だって
どのくらい、時間が経ったでしょうか。
やがて、御手洗池を後にする時がきました。
池から出た直後の皆さん、寒そう😅
全員が池から上がってきたところで、最初と同様に「鳥船の行」が行われました。
プール学習の際、締めの整理体操にあたる運動ですね
2度目の「鳥船の行」が終了し、これにて大禊は終了。
お疲れ様でした
寒さに耐え、皆さん頑張られました
この後、禊を行われた方には温かい甘酒が振舞われました。
禊終了後の御手洗池
「鹿島の七不思議」の一つに、ここ・御手洗池が挙げられています。
滾々と流れ込む湧水は、日照りの時期でも水量に変わりなく澄み切って底の遠方が深く見えるのだとか。
大人が入っても子供が入っても、胸の高さまでの深さだといいます
それにしても禊を終えられた方々の表情はみな、キラキラと輝いているように見えました
厄を落とし、身も心も軽くなったといったところかな。
禊を行われた人達に、幸有りますように
大禊の儀式を見届けたところで、私はおやつタイム
御手洗池そばの茶店「一休」で、みたらし焼き団子を食します。
ここでしか食べられないのよ
大禊の「気」を受け、心を引き締めた後のみたらしの味はまた格別なり
失礼いたしました
本日も御訪問・御閲覧誠にありがとうございました!
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