”かわちドリームフェスティバル”記事途中ですが。。。
国指定史跡 虎塚古墳壁画公開
毎年、春と秋に公開されているひたちなか市にある史跡・虎塚古墳の秋季一般公開が2回に分けて開催されています
昭和48年から発掘調査が行われ翌年49年に国指定史跡の認定を受けている文化財です。
11月2日から公開が始まりましたが、昨日11月4日(土)に行ってきました!
発見から丁度、今年で50年を迎えました。
昔の勝田駅駅舎だ
埋蔵文化財調査センターの建物横の林をくぐったその先は、”虎塚古墳史跡公園”となっています。
太古の世界へタイムトリップする玄関口ですね
拝観料(大人160円)と引き換えにチケットを受け取ります。
いざ!数千年前の世界へ。
現世から離れていくような感じ・・・
古墳前にやってきました
どこからともなく流れる、太古の風が。。。
上から見ると、こんな格好です↓
虎塚古墳模型(埋蔵文化財調査センターにて)
前方後円墳ですね
内部はこのようになっています↓
11月4日(土)は休日中ということもあり、見学者が集中しました。
少人数ずつしか入れませんので、チケットに整理番号のようなものが書かれ順番に読み上げられてから入室します。
今回は見学者の人数が多かったためか、ボランティアガイドさんの説明もスピーディーかつ簡潔でした。
土足厳禁。要マスク着用。そしてこの穴の先は撮影禁止です。
でも大丈夫。
隣接する埋蔵文化財調査センターにて本物そっくりに復元された模型がありますので撮影はこちらで(´∀`)
模型と言えど、よく出来ています
天井に近い部分に描かれているのが”連続三角文”、そして正面突き当りに2つの円の上に描かれているのが上下三角文。
三角形はいづれもフリーハンドで描かれたものだとか。
壁画に描かれている円は、コンパスを用いて描かれたそうです。
壁画にはコンパス痕と思われるものが残っているそうな
何かのおまじないなのか、それとも別な意味があるのか・・・?!
鮮やかなオレンジ色の色彩は、本物も同様でした。
ここまで鮮やかに残っている壁画は珍しいのだということを以前、聞いたことがあります
身分等は解りませんが、ここに埋葬されていたのは成人男性との事。
発掘時に成人男性の遺体(遺骨)が埋葬されていたのだそうです。
その遺体は調査の後に埋め戻され、今では骨壺に埋葬されて古墳の壁画とともに眠っています。
別室には記念撮影用のコーナーもありますよ
虎塚壁画と並んで記念写真など、いかがですか?
虎塚古墳石室の発掘の際、発見された出土品は埋蔵文化調査センターで保管・展示されています
それがこちら↓
秋季第1回目は11月2日~5日(日)までですが2回目が11月9日(木)~12日(日)まで行われています。
1日2回の公開となっています。
時間:(午前の部)9:00~12:30,(午後の部)13:30~16:00
※12:30~13:30の時間帯は見学は出来ません。
虎塚壁画の擬人化キャラクターだって。
その名も”虎塚(とらづか)ちゃん”(まんまやねん)
ところでこの度、新たに国指定文化財が誕生しました!
虎塚古墳から約300m位下ったところに存在する、「十五郎穴」です。
こちらも併せて見学してきました
次の記事でそのお話を書かせていただきたいと思います。
本日も御訪問・御閲覧誠にありがとうございました!
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