終わってみれば、2割8分を越える打率に、チームトップの85打点。得点圏打率も悪くはない。
だが、活躍したって言えるのは9月ぐらいではなかっただろうか?
8月なんて、10本チョットしかヒット打ててなかったし、大島 ルナと出塁率が高い選手の後を打つコトが多かったのを考慮すれば、85打点もそんなに評価出来るモノでもないだろう。
更にその打点の内訳だが、貢献度の低い打点が多かった。
先制のチャンス、勝ち越し,逆転のチャンス、追撃のチャンスでの凡退や、最低限の仕事による打点1が多かった印象は否めない。
何より気にくわないのは、まだアウトにもなってない打席の途中で首を傾げる姿。
コレは2010年から直っていない。
そんな姿を晒すのは、相手バッテリーに自分が迷ってるのを教えてる様なモンだ。
その『迷い』が、上半身で当てに行くスイングになるから、きれいに捉えた様に見えてもスイングに体重が乗らず、外野手を抜くコトが出来ていない。
森野もまた、感覚で打つバッターなので、自分の感覚と身体の反応の『ズレ』に首を傾げてしまうのだろう。
かの前田智徳も歳を取るコトで「以前は何も考えずに身体が自然と動いて打てていたのに、事前にケースを想定しとかないとボールに対応するのが難しくなってきた」と語っていた。
森野も36歳のシーズン。感覚頼りのバッティングでは、対応が厳しくなるのを認識すべきだ。
さて、和田と併用したい選手とは、実は森野である。
本人はサード復帰を狙ってるらしいが、何度も正面のゴロを捕った後の悪送球を見せられていたので、森野のサードは勘弁して欲しい。
ファーストに置く程、打力が優れ選手でもない。
ファーストをルナと競争なんて構想と聞くが、ルナのサードでの守備は後ろに構え過ぎている。
コレは強い打球への不安からだろうが、サードが後ろに下がっていれば、三遊間は大きく空いてしまう。
こうなると、ショートの負担も大きいし、単純にヒットゾーンも広くなる。
私の中では、森野もルナもサードとしては“失格”と言わざるを得ない。
で、ファーストとして、どちらの打力に期待するか?ってなれば、私はルナをファーストに選ぶ。
高橋周平がショートとして、守備範囲の面で問題だと云う認識は、(残念ながら)首脳陣と同じである。
2014年オープン戦で、3番ショートで使われたモノの、頭がパンク状態だったのか攻守に精彩を欠き、長らく2軍暮らしをした挙げ句、下されたショート失格の烙印だ。
もはや高橋周平には、サードとしてドラゴンズを牽引するバッターになる以外にない。
その片鱗は見せているのだ。2015シーズンはサードは高橋周平を、何があろうが我慢して使うべきだ。
そんなワケで、森野が何処に行くか?ってなれば、レフトしか残ってないのだ。
守備の負担が小さいレフトなら、完璧とは言わなくとも、穴にならない程度の守備は森野にも期待出来る。
せっかく予告先発制度なんてやってるんだし、対右ピッチャー用の打線と、対左ピッチャー用の打線を組むぐらいに、多くの選手に出場機会を与えて選手層を厚くすべきだ。
今更、和田や森野が、少々年俸減らされたからと言って、ハングリー精神むき出しでプレーするだろうか?
主力打者が競う相手は、チーム内のライバルではない。
相手チームのピッチャーを打ち崩し、相手チームの主力打者より優れてるのを示すコトで、自分のチームでの存在に説得力を持たせるのだ。
森野は「周平なんか、まだまだ相手じゃない」なんて言ってる場合ではない。