Wengen(ヴェンゲン)到着2日目。
朝からお天気も良く、ここへ泊まることを決めたからにはやはり!と、ヨーロッパの鉄道最高地点ユングフラウヨッホを目指すことに。標高3,571m、富士山より標高が高いため、幼い子供2人を連れて行くことに不安や迷いもあったのですが、ダメになった時点で降りてくれば良い、という結論に達し、行ける所まで行くことにしました。
独身時代、主人と富士山に登った時に頂上でひどい高山病に陥り、天地がグルグル回っているような状態を経験している私としては、自分自身がどこまで持つのか、ましてや子供たちは大丈夫なのか、両親も大丈夫かと内心ドキドキでしたが、行きたい気持ちには勝てず(笑)、強行することに。
Wengen(ヴェンゲン)からクライネ・シャイデック(Kleine Scheiedeck)まで行き、電車を乗り換えてさらに上へ上へ。
途中半分近くがトンネルの中で、どんどん気温が下がっているのを感じつつ、上へ上へ。
途中駅、標高3,160m地点のEismeer(アイスメーア/Ice Sea)停車中に展望できるところがあり、外を覗いてみると、まさに駅の名前の通り氷の海!別世界が広がっていました。
電車好きの息子は窓辺に張り付いて上機嫌、途中休憩中も元気にスタスタ歩いていましたが、娘はこの辺りから少しずつ不機嫌モードに・・・
ついに終点、ヨーロッパ鉄道最高地点に到達!
駅を降りて暗いトンネルの中をしばらく歩き、エレベータに乗って最上階まで一気に昇って出たところにある展望台のバルコニーからは、美しいユングフラウが目の前に迫力の大きさで見え、ここまで来ないと見られない氷河が延々と続いていて、その絶景にただただ圧倒されました。
・・・が、一方で「気持ち悪い」を連発し、相当具合の悪そうな娘。高山病は高度を下げるしか解決方法がないので、ベビーカーでぐったりする娘を交替で見つつ、展望台を一周してすぐに下山することに。
展望台の出口のエレベーター前には、ここから絵葉書を出せるポストがあるのですが、なぜか日本の郵便ポストでした。日本人観光客向け?!(←と思う程、大勢の日本人のツアーの方々を見かけました。ウィーン生活の3年間で見たよりも遥かに多くの団体をこのスイス旅行で見かけました。)
展望台での滞在時間は数分になってしまいましたが、4歳児と1歳児を連れてここまで辿り着くことができ、念願の景色をこの目で見ることができた感激と興奮は何にも代え難く、来ることができてよかったという満足感に浸って帰途に着きました。
帰りの電車を待っている間、私も両親も少しフラフラとする感じを自覚し、軽い高山病にかかっていたようですが、それほどひどくはなく、電車で降りてくる間にすっかり元に戻りました。
娘は帰りの電車の中でもこの状態・・・ちょっと酷だったようです;
クライネ・シャイデックまで降りてくると、みるみるうちに雲が広がり、雨に。それまでずっと元気だった息子も、さすがに疲れて、ついに電車の中で眠ってしまい、子供達が二人とも寝たので雨宿りと昼食を兼ねてクライネ・シャイデックの駅近くにあるホテルのカフェへ入って休憩しました。大勢の観光客でごった返している駅の喧騒とは別世界の静かな空間で大人4人、静かにホッと一息つくことができました。
お昼寝から覚めた娘は、先程までのグッタリした様子がウソのように元気にまた走り回っていました。