今日は朝から佐伯区湯来町の現場に赴き、完成写真を撮ってきた。
ひと月以上前に引き渡していた現場だが、
施主のご主人が室内の塗り壁を施工されることになり、完成写真の撮影が日延べになっていた。
相談当初から明確なイメージを持っておられ、
キッチンと洗面化粧台をオーダーで作ってほしいという要望だった。
デザインイメージは昭和レトロで素朴なもの。
天井は無垢杉材の竿縁天井。
壁は施主施工の塗り壁と一部タイル。
このイメージのタイルもある意味古臭いので
各メーカーが廃番にしており、探すのに苦労した。
床は既存の再利用。
以前からお持ちだった家具も設えた様にイメージにピッタリだ。
塗り壁の仕上がりも全体の雰囲気によく合っている。
鏝ムラは昔、左官に指示してやってもらったことがあるが、
どうしても丁寧に施工しすぎて自然な仕上がりにならない。
施主さんがされると大胆なムラが現れ、レトロな全体の雰囲気に馴染んでいる。
モザイクタイルも昭和レトロに会うものを探した。
カランも混合栓でなく今では珍しい2バルブのもの。
DKの隣の和室は居間として使用される予定だ。
畳の空間でも薪ストーブが違和感なく溶け込んでいる。
元からあった家具も合わせた様に存在している。
照明器具は奥様が吟味された。
一緒に家造りを楽しみましょう。
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