広島県三原市大和町で再生工事をしている現場で
構造補強工事がひと段落付いたと報告が上がってきた。
用途が別荘とのことで、大きな空間を求められている。
東京と大阪に住まわれている、設計デザイン会社を営まれている施主と
埼玉にある構造事務所、それに古民家再生で実績のある弊社とで色んな角度から意見を出し合っている。
難解な構造補強の検討した後、現場では職人の技術が試される。
既存の柱を飛ばし、広いスパンを作り出す。
屋根面の剛性を出すために補強している。
負担のかかる梁の受けには鉄骨材を加工して取り付けている。
広いスパンの梁を受けるために柱を補強している。
この曲木は玄関庇を受けている材で、桔木の役割をしている。
こういう材は下から荷重を受けるのではなく、上部の材から抑え込む。
広々とした空間が生み出された。
一緒に家造りを楽しみましょう。