今日は朝から南区本浦町にスタッフと同行してきた。

 

17~18年前、二世帯住宅の

二階の子世帯部分を全面改装させていただいたお客様から相談を受けた。

 

このお客様とは印象に残った出来事があった。

相談内容は、当時二世帯住宅として木造二階建ての二階部分で生活されていたが

暑さに参っておられ、なんとか涼しくする方法は無いものかというものだった。

 

施主のご主人は大手メーカー勤務の技術者で色んな分野に詳しい。

私は当時殆ど採用されていなかった遮熱塗料を見つけ出し、資料を持参した。

その塗料はNASAが開発したスペースシャトルにも採用されているとなっているが、なんだか怪しい。

メーカー名も聞いたことがない。

当時まだ、自社では採用したこともないし、他社で採用したという話も聞いたことがなかった。

 

私たちは小さな会社で、科学的な知見があるわけでもないのでお客様に

こういったパイオニア商材を胸を張って推薦できる立場になく、迷ったが資料だけでもと思いお届けした。

 

一旦資料をお預けしたら、数日後ご主人から

「この材料は大丈夫。やってみてください。」

と力強く回答をいただいた。

さすが大企業の技術者だ。判断が早い。

 

採用してみて施工中の職人から、

「すごく効果がありそうです。」

と一安心の言葉があった。

 

実際に入居されてからも効果を実感していただいたようだ。

 

その証左に十年後も再度吹き替えもご依頼いただいた。

 

 

今回は1階部分の全面改装のご相談だ。

懐かしさもあり、世間話の方に花が咲いてしまった。

 

 

 

その帰り道、前方を一台の自衛隊のトラックが走っている。

見るとテント地の幌の中には10名くらいの若い隊員が座っている。

この酷暑が続く中、エアコンも効かない幌だけの荷台に肩を寄せ合うような狭さの中で座っている。

 

総理大臣、外務大臣、防衛大臣など、外国に金をばらまいたり外遊したりする暇と予算があるなら

こういっお国を守る若者たちの労働環境を整える方に予算を使ったらどうかね!

 

まともに演習するための実弾も枯渇しているような状態で

もしもチャイナが軍事行動を起こしたらどうするつもりか。

 

自衛隊の存在も憲法でも明記されておらず、行動も縛り付け、

こういう移動もまるで荷物のような扱い。

 

不憫でならない。

 

 

日本の為にありがとうございます。