昨秋に肩に激痛が走った。
年甲斐もなく、ゴルフのドライバーの飛距離をもとめて庭で練習器具を振り回した。
脳のリミッターを外してヘッドスピードを上げるため、
限界を超えて振ることを体に覚えさせるというコンセプトの練習器具だ。
よせばいいのに寒くなり始めた11月の初めに、ウォーミングアップもせず
いきなりそれでフルスイングしたら、左肩に激痛がきた。
病院嫌いなので、少しおとなしくしていれば治るだろうと我慢していたが、
年が明けても痛みが引かない。
観念して病院に行って、レントゲンとMRIを撮ったら腱板損傷と診断された。
注射の1本でも打ってもらったら、直ぐに治るだろうと高をくくっていたら、
リハビリをしましょうと言われ、既に3か月くらい通院をしている。
痛めてから半年が経過しても劇的に良くならないので、
どのくらいで治るか聞いたら 「治りませんよ。」 と軽く言われた。
ひたすらインナーマッスルを鍛えて、損傷している部位を守るトレーニングを続けるしかないそうだ。
今の最高のシーズンにゴルフに行けないのは辛い。
20代の後半にもいきなりフルスイングして首を痛め、
その古傷が原因で年を取ってから1年間体を動かせなかった経験がある。
準備運動の大切さを改めて知ることとなった。