昨日は母親と妻と娘一人を連れて島根県の足立美術館へ行ってきた。
足立美術館の庭園は18年連続で庭園日本一に選ばれている。
数年前に行った時は、世界の庭園百選に選ばれていたと記憶している。
母親と妻には紅葉狩り、大学でデザインを学んでいる娘の為には
感性が磨かれればと思い一緒に行ってきた。
島根と言えばどじょうなので(?)到着早々昼食に
どじょうの柳川鍋をとった。
過去に2,3度食したことはあるが、
私の鈍い舌では久しぶりに食べてもその旨さが分からない。
娘には行く道中で出雲そばを勧めたら、そばはあまり好きではないという。
何を注文するのかと思っていたら、割り子そばを頼んでおいしいと言って食べていた。
窓枠を額縁に見立てるとまるで絵画のようで、誤解を恐れずに言えば作り物にさえ見える。
それほど手入れの行き届いた見事な庭園だ。
こういう苔にも美を見い出すのは日本人独特の感性であろうか。
遠くに滝が見える。
山の高さからして不自然な滝だねと妻に話していたら、
調べてくれて人工の滝だということが分かった。
建築屋の悲しい性で、ついアラが気になってしまう。
どこを眺めても見事な庭園で
ここは舞台裏で鑑賞しないでねというところが無い。
ひとしきり庭園を満喫した後は
横山大観の日本画を鑑賞し帰路についた。
売店で売られていたレプリカを購入し、会社の玄関に飾ってみた。