昨日は、大寒。郡上八幡へ行って、「寒ざらし」を見てきました。「寒ざらし」とは、岐阜県の重要無形文化財である「郡上本染」の手法で描かれた鯉のぼりを小駄良川にさらし、布についた糊を落とす作業です。毎年大寒のころに行われます。冬の冷たい清流で洗うと布が引き締まり、鮮やかな色になります。身を切るような寒さの中、郡上本染の技術を伝承者たちが伝統の技を披露します。気温6℃、水温は5℃でした。それでも例年よりは暖かいとのこと。冷たい雨が降る中でのたいへんな作業でした。今年は、外国の方も作業に参加して体験していらっしゃいました。

 2024.1.20.撮影