勉強ができない中学生のパターンとしては、まず、識字障害などの学習障害がある場合。

 

識字障害自体は、そんなに珍しい学習障害じゃない。 たいていは、ただ練習量が不足しているだけである。

 

文字の読み書きが苦手で時間がかかるから、同じ時間勉強しても、普通の子供と比べて練習量が不足する。

 

練習量が違えば、成績が違ってくるのは当然だ。

 

これは小学生4年生頃から、ちょっとずつ勉強が遅れてくるのでよく分かる。 根気よく、基礎的な読み書き計算を練習することによって、普通の子供くらいまでは伸びる。

 

一方、そう言う障害がないのに、できない子供。 これはもう、「その場しのぎ」が累積してきたパターン。

 

いわゆる「一夜漬け」でごまかしてきたが、学年が上がるに連れて、それが通用しなくなっていくパターン。

 

地頭が良く、頭の回転が速いのに、なぜか成績が悪い生徒は、たいていそう言うパターンになる。

 

頭の回転が速いので、勉強の必要・不必要を自己流で判断してしまうパターンだね。

 

読まないと損する!とまでは言わないが。

 

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